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  • 米国:  COPD終末期医療:モルヒネ投与の実態 | 内科開業医のお勉強日記

    終末期医療というと、癌患者とHIV感染しか、日では認められてない。非がん患者でも終末期医療はあるのだ!・・・馬鹿官僚たちはそれを理解しようともしないで、ホスピスを限定している。で、その上に、入院長期化はけしからんなどと・・・ふざけた医療使節批判を、馬鹿官僚や御用学者たちは行っている・・・それを政治家も鵜呑みにする事態。 終末期と、非がん患者たちが認められないため、呼吸苦患者に対して、特に、高炭酸ガス血症を生じやすいCOPD患者に対して、モルヒネ治療を投与しずらい状況が日にある。 リスクを考慮した上で、非侵襲的換気など十分利用すれば、問題なく、投与できるケースが多いのに・・・ 馬鹿官僚や政治家・御用学者たちのために、日の非がんEOL患者たちは、無用な苦しみを毎日受けている。 Young J, et al "Attitudes to using opioids to treat dysp

    米国:  COPD終末期医療:モルヒネ投与の実態 | 内科開業医のお勉強日記
    zaw
    zaw 2009/11/10
    僕らは主に終末期は癌にしか関わらないけれども、終末期医療は当然癌以外にもある。
  • 臓器移植法衆議院議決の中、ふざけた議員たちの実名報道を! | 内科開業医のお勉強日記

    昨日、所用でほとんどテレビなどを見ることができなかったのだが・・・朝、新聞を見て驚いた 採決では異様な光景もあった。笑い声ややじ・・・。賛成、反対両方の木札を壇上まで持っていき、投票行動を茶化すような議員がいた。 「脳死は人の死」に・・・という 臓器移植法の衆議院会議議決 (産経新聞 H21.6.19朝刊) 我々が選んだはずの議員たち・・・さぞ真剣に投票していると思いきや・・・ ふざけた行動をとった議員の実名を報道してほしい! 可決された法案 2006年3月31日第164国会衆法第14号 ”脳死”と”移植”に関して現実味がない、ほとんどの人たち・・・でも、ある日突然、人や身近な人に降りかかるかもしれない問題でもある。 "8年前に「脳死」と診断されながら生き続けているお子さん"のテレビ報道が頻回に流されるようになった・・・これが議決時の投票行動に影響をあたえたとフジテレビ朝の番組で報じて

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  • マスク不要論のみが突っ走るご時世:CDCや政府・関係学会提言に反して・・・ | 内科開業医のお勉強日記

    やはり、メディアってのはひどいものだ・・・一人の変わり者の意見を面白いからと言い、対立する意見を持つ者からの意見を聴取せず、公的な、学術的団体の提言を無視して、公序良俗に反する情報を垂れ流す・・・それに追随する一般大衆 それにしても、マスク有用論との比較をせず、一方的に立岡氏の意見のみを採用・・・放送局には、対論を表記する気持ちはないのだろうか? CDCのリコメンデーションをもう一度読み直せ! ・・・ マスコミたちよ! 昨日、自動車運転中で、見ることができず、断片的に、音声だけ聞いていたが、外岡立人氏(マスク予防に科学的根拠がないと発言した外岡立人という元保健所所長 2009-05-10 )が再び、同番組で、マスク不要論をぶち上げたようだ。・・・録画してあるので、再度、確認検証してみるつもりだ。 氏のブログ?を中止しろと“ネット中傷”されたとのべたとのこと・・・だが、9割はマスク不要に対す

    マスク不要論のみが突っ走るご時世:CDCや政府・関係学会提言に反して・・・ | 内科開業医のお勉強日記
    zaw
    zaw 2009/05/27
  • 診療拒否と騒ぐ、毎日新聞 | 内科開業医のお勉強日記

    あいかわらず、医者憎し・・・医者原罪説?の毎日新聞 これを放置して、そのうち桝添が“まことにすみません”と記者団にあやまれば、これが事実と誤認され、市井に固定化し、医者たたきの総仕上げってことになる(毎度おなじみの構図・・・) 行政へのクレームのみを根拠とし、裏付けを行わない一方的・意図的報道に走る毎日新聞プロパガンダ これが成功のあかつきには、市井の病院に新型インフルエンザ感染疑い患者があふれかえることとなる・・・せっかくの層別化診療を台無しにする <新型インフル>東京の病院、過剰反応 発熱患者の診察拒否 5月5日2時31分配信 毎日新聞(魚拓) 新型インフルエンザへの警戒が強まる中、東京都内の病院で、発熱などの症状がある患者が診察を拒否される例が相次いでいることが分かった。都によると、2日朝~4日朝だけで計63件に上る。新型への感染を恐れたためとみられるが、感染者が出た国への渡航歴など

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  • なぜ普通の医師は・・・花粉症治療にデポ注射をしないか? | 内科開業医のお勉強日記

    この時期、ちょっと価値観を変えればだれでも”名医”になれる時期・・・この薬剤になぜ普通の医者は手をださないのか・・・考察 この治療法の一般への危険性の啓発をかねて・・・ちょっとだけまとめてみた ・副作用の可能性 副腎抑制は必須(有効血中濃度が3週間持続) 糖尿病などの代謝系・高血圧など血行動態への悪影響考慮 満月様顔貌,皮膚・皮膚付属器障害,月経異常,萎縮などの適用部位障害,副腎皮質機能低下など ・ガイドラインに準じない治療法である ・”triamcinolone injection”は米国でも花粉症治療としては禁止されている You should not receive this medication if you are allergic to triamcinolone, or if you have a condition called idiopathic thrombocyto

    なぜ普通の医師は・・・花粉症治療にデポ注射をしないか? | 内科開業医のお勉強日記
    zaw
    zaw 2009/02/21
    古くからの開業医とか、結構やってるんだよな。使い出したのはどのあたりの人々なんだろうか。
  • 医師会の自民離れ と報じる 産経の底の浅さ | 内科開業医のお勉強日記

    テレビ・新聞とも医師会が嫌いなようで・・・憎悪の感情が先のため、現状分析間違えている. 医師会のうちの、日医師会、日医師連盟、茨城県医師会、茨城県医師連盟をごっちゃまぜにしてる・・・あほさ加減・・・この程度で日の新聞記者というのはできるのだ・・・おそろしや 随分前から、医師会員の自民党離れは進んでいるのである・・・日医幹部は別だろうが・・・サンケイは「金の亡者の医師会にとって言うことを聞かない自民党にそっぽ向いた」とゲスの勘ぐり 日の産経新聞 日医の姿勢はどうかしらないが、医者の自民離れは小泉政権時代から始まっている 「三方一両損」・・・ 「痛みは国民だけでなく三方一両損だ」と繰り返す小泉純一郎首相。「三方」とは患者、健保組合など保険者、医療機関のことで、国が入っていない欺まん 小泉以前から社会保障給付費は低レベルだが、さらに、「自己責任」などと言いつつ「社会福祉縮小政策」を行った

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  • 政商:オリックス・宮内 | 内科開業医のお勉強日記

    オリックス・宮内といえば・・・・・一言で言えば、「政商 、「医療を受けたければ、家を売ってでも受けるという選択」(米国の失敗を日に導入するな! 小泉  2004年 11月 12日)と言いのけた”経済団体さえ良ければ全てうまくいく”という考えの持ち主。 こう思っているのは医療界だけではないようだ『「小泉規制改革」を利権にした男 宮内義彦』 有森隆とグループK (著) サラリーマン政商―宮内義彦の光と影 (単行) 森 功 (著) 当ブログでも何度となく扱ってきたが・・・思い出すだに腹立たしい人間の一人である(小泉・竹中以上に・・・)。 参考:私利私欲の極み  2004年 09月 22日 提灯記事:パワーリハビリ  2004年 12月 20日 薬価差益・・・と まだ ほざいている奴がいるが・・・ほんとに利益を得ているのは  2004年 12月 11日 数々の暴言・悪行・・・が、現在問題となっ

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  • 栃木県医師会抗議 ; 大熊氏の根拠無き医者への誹謗中傷 | 内科開業医のお勉強日記

    ”北欧には寝たきり老人がいない”という誤った認識で、介護保険を導入の中心的旗頭となった大熊由紀子氏。悪者=医療関係者であり、悪者により日という国は悪くなった。そいつらを叩きつぶせば、国は良くなるという、dichotomyというべき単純な勧善懲悪を徹底的に国民に吹聴し、洗脳し続け、医療・病院は悪ものと見なされ続けてきている。結果できあがったものは医者の自殺的ともいえる献身的業務を軽視する風潮・・・その破綻による医療制度の崩壊の序章。大熊氏の責任は大きい。 大熊氏の発想・思考・言論パターンは、その後輩たちにも脈々と息づいている。マスメディアと司法の合作冤罪:「薬害エイズ」事件 2008-12-04 14:52 問題の質は、悲劇から事件へとねじ曲げられました。櫻井氏は繰り返して産官学の癒着の事件として報道しました。人気取りだけの政治家とことの質を利化せずワンパターンでしか考えられないジャー

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  • 専門家の意見を無視し、誤った疾患概念を広めようとする → 国立国語研究所 | 内科開業医のお勉強日記

    わかりやすく言葉を換えても、誤った概念を広めれば害悪を世にばらまくこととなる・・・この独立行政法人は全くわかってない。この有害行政集団は解散させるべきだろ! 医学の世界で長年議論し続けてきた「メタボリックシンドローム」を、その科学性を無視して、ある団体が簡単に定義してくれた ↓ “「メタボリックシンドローム」は「内臓の脂肪がたまって、病気を引き起こす状態」” 難解な医療用語 言い換え57案ピックアップ 国立国語研究所 http://sankei.jp.msn.com/life/education/081021/edc0810211829004-n1.htm 参考:「病院の言葉」を分かりやすくする提案:http://www.kokken.go.jp/byoin/ もともと、マルチプル・リスクファクターということで、ちょっとしたリスク要因が複数集まって動脈硬化を生じる、そういうリスク状況に基づ

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  • 2年前:医療制度改革関連法案強行採決 | 内科開業医のお勉強日記

    後期高齢者医療制度制度、いまからが大変なのである・・・まだ、老人いじめは始まったばかり・・・(医療保険者による後期高齢者医療支援金の減算・加算)<言っておくが、いままで国が実質加算をしたことがあったろうか?・・・こんなもの減算9:加算1程度と想像できる>・・・被保険者の個人負担はウナギ登り そして、後期高齢者診療料という医療の質低下制度(ref. ひろがれ! 後期高齢者診察料ボイコット運動) 国民はこのことを思い出すべきだ・・・郵政選挙で圧倒的議員数を得た自民党・公明党がいったい何をしたかである。 ↓ 2006年5月17日:高齢者の負担増や入院日数の短縮で医療給付費の抑制を図る医療制度改革関連法案について、小泉純一郎首相の出席を求め質疑を行った後、与党側が採決を強行。自民、公明両党の賛成多数で可決した。これに対し、野党議員が採決阻止のため委員長席に詰め寄り一時、混乱した。 2006年5月1

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  • 自国の医療施策失敗の日本政府がG8サミットで医療世界施策提案だって! | 内科開業医のお勉強日記

    自国民の健康と医療を無茶苦茶にしておいて、さらに改悪促進の馬鹿役人ども だが、他国には偉そうにするそうである ↓ Global action on health systems: a proposal for the Toyako G8 summit The Lancet 2008; 371:865-869 洞爺湖G8サミットで、日政府はホスト国として、世界の健康問題に関する共同アクションに影響を与える機会にするとしている。 日で行われた直近のG8で、重要な感染性疾患に注目した努力に着手し、疾患特異的なプログラム作成として成果が得られた。 で、気をよくして、対象を広げるらしい・・・ 1)システミックアプローチ 1970年代のWHO・UNICEFによる医療システム底上げ WHO, UNICEF. Primary health care: report of the Internation

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  • ヘパリン薬害:わたしらは工業製品として許可してるのであって薬剤としては承認してないよ by 中国政府 | 内科開業医のお勉強日記

    <グローバルな糞役人版> この国の態度のでかさは・・・薬品に対しても、この調子なんだから、ほんとに・・・ 買う方が責任とれよ・・・私らは知らんよってことで・・・ Wall Street Journal(2008.2.27) 中国から輸入の生ヘパリンの質について米国は関心を向けると、今度はアメリカ国民は適切なコントロールがなされているかを確認する必要があると、国家品薬品監督管理局(中国のFDA)が述べた 中国国家品薬品監督管理局は、外国のregulatorとともに働くが、活性のある薬物学的成分の合法性、質、安全性のセーフガードに究極遵守していると応答している。 血液希釈ヘパリンの種類として、Baxter Internationalが、死亡・病態に関連しており、この鍵となる生減量が中国からの輸入物であった。 今日のステートメントで中国国家品薬品監督管理局は対等の立場で中国製品に対して懸念

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  • メディアは何のリスクも負わない | 内科開業医のお勉強日記

    稲葉康生の目 「医は算術」では困る /東海 「医は算術」という風潮を根付かせてしまったところに、日の医療の根的な問題がある。http://mainichi.jp/chubu/from60/news/20080224ddlk23070076000c.html ・・・というが、医療経営をしなければ医療機関は存在しえない。 毎日新聞は、算術=経営を考えない・・・“素人経営”を 推奨しているのだろうか? 以下の記事をみれば、はるかに読売がマシに思える 自治体病院の多くで赤字膨らむ地域医療を支えてきた自治体病院の多くで赤字が膨らみ、存続の危機に立たされている。総務省は昨年末「公立病院改革ガイドライン(運用指針)」を公表、再編や効率化を求めているが、自らの病院の維持に固執するなど迷走を続ける自治体も少なくない。(医療情報部 山口博弥、鈴木敦秋、利根川昌紀) (2008年2月24日 読売新聞) だが

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  • 木村太郎談「はしかで死ぬ人よりもワクチンで死ぬ人が多い」 | 内科開業医のお勉強日記

    木村太郎談「はしかで死ぬ人よりもワクチンで死ぬ人が多い」 (Youtube) ↑ フジテレビはこの動画を削除するのに働いたようですが・・・お詫び訂正には消極的なようです。 いくらyoutube対策しても、ネットで話題になっており、詳細もわかるのにね・・・ 実際、もっと長い動画がアップされているし・・・(笑) (youtube内を”はしか”で検索すれば・・・ 略)) (2月21日のFNNスーパーニュースでの木村太郎氏と安藤キャスターのやりとり) 安藤:「"はしか根絶"へ動いているわけ、なんですね。」 木村:「いまの先生が、やっぱり副作用の問題で普及していなかった。 ということを言ったんですが」 安藤:「ワクチンですね」 木村:「はい。数字見ますとね、実際にはしかで亡くなる方よりも、副作用、これはいろんな副作用があるんですけれど、で亡くなる方が多いんですね。」 安藤:「はあ・・・」 木村:「そ

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  • 医学学会の発言を封じる勘違い役人:科学的根拠なきメタボごり押し行政 | 内科開業医のお勉強日記

    医学は、行政主導の学問に成り下がったのか? 医学・・・くそ役人どもの科学的根拠なきごり押しに敗北! <メタボ健診>厚労省が産業衛生学会の要望書に注文 12月23日2時31分配信 毎日新聞 来年4月に始まるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)対策の新健診制度について、日産業衛生学会が厚生労働省に要望書の提出を打診したところ、批判的な記述の削除を求められていたことが分かった。厚労省は「一方的な意見なので、参考のため意見を付けた」と説明するが、同症候群の診断基準は国際的にも確定しておらず、厚労省の姿勢が問われそうだ。 新健診は40~74歳の全員が対象。腹囲基準(男性85センチ以上、女性90センチ以上)が注目を集め、「メタボ健診」とも呼ばれる。 関係者によると、産業医らが作る同学会は今年6月、厚労省に要望書の原案を提示。毎日新聞は、厚労省が添削して学会へ返送した文書を入手した。 原案は腹囲

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  • 「混合診療」禁止は違法 | 内科開業医のお勉強日記

    医療の現場のものには、大きなニュースだろう・・・この判決の意味合いってのは背後のいろんな思惑と、司法のおごり、行政の意向、財界の悪巧み、医師会の無能さ、メディアの不勉強ぶりと悪辣さ・・・一般市民の無理解など・・・この混合診療を導入すれば、一番困るのは一般市民なのであるが、ほとんどの市民はこの意味を理解せず、医師会が反対しているから良い制度なのだろう。かわいそうな人がいるから混合診療にすればぁ・・・と軽薄に思うのだろう。 政府はこの高裁・最高裁に行けばすぐに逆転されそうな判決を利用するかもしれない。なんせ、財界の悲願は国民皆保険制度の撲滅であり、その諸端は「混合診療」なのである。 故に、大企業べったりの自民・財務はこの判決をわざと受け入れるという奇策を行うかもしれないのである。 あの(御用放送局)NHKは、医師会が反対している「混合診療」と馬鹿の一つ覚えでニュースを流しているようだし・・・財

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  • 医師のコミュニケーションスキルは、患者からの苦情・医療ミスクレームの推定因子となりえる | 内科開業医のお勉強日記

    患者・医師コミュニケーションがうまくいかないと患者の苦情・医療ミスののクレームが多くなる。行政監督で調査された苦情は、国家試験時のコミュニケーション・スコアがひとつの推定因子となりえることが判明した。 医師としての技量としてコミュニケーションスキルが重要であることが改めて判明した。 Physician Scores on a National Clinical Skills Examination as Predictors of Complaints to Medical Regulatory Authorities JAMA. 2007;298:993-1001.カナダの臨床的スキル試験を受けた上にオンタリオ、ケベックで資格をとった3424名の医師の2005年までのコホートで、臨床経験2-12年までの比較 行政監督機関のフィールドによる患者の訴え調査ファイル 3424名の医師に対して1

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    zaw
    zaw 2007/09/05
  • “診療行為に関連した死亡に係る死因究明等の在り方に関する検討会”における看護師団体の態度 | 内科開業医のお勉強日記

    診療行為に関連した死亡に係る死因究明等の在り方に関する検討会 (pdf) いろいろ興味有ることが書かれている・・・その中で、看護師団体の態度に非常に腹立たしい思いをする。 "医療従事者と遺族をつないでいくという面で、看護師が大きな役割を果たせるのではないか。調査組織における看護師の役割を明確にしていく必要があるのではないか。" ↑ はぁ?何様・・・自分たちの職種が“医療従事者”ではないとでも言っているのだろうか?それとも看護師自体は医療事故当事者ではないと主張しているのだろうか? 看護師団体のトップは、看護の現場を忘れている・・・マネージメントや政治的な駆け引きに忙しく自分たちが医療従事者であることも忘れ、所属団体の会員が、医療事故当事者となることも忘れている・・・ 医療事故の当事者は看護師が多い!・・・当事者認識がこの職種にはないのではないか? 事故の当事者の職種(複数回答)は医師986

    “診療行為に関連した死亡に係る死因究明等の在り方に関する検討会”における看護師団体の態度 | 内科開業医のお勉強日記
  • 特定検診・指導のシンボル “メタボ侍” 運動療法中死亡 | 内科開業医のお勉強日記

    記事なので詳細は分からないが、この事故は来年からの特定検診に対するアラームであり、国の愚かで浅はかな、保健行政による尊い犠牲者という側面もあると感じている。 来年から、保健師主導で、メディカルチェックを飛び越して一律の運動指導がなされるのである。一種の国家的統制運動指導がなされようとしている。個別化された運動指導の対極にあるものであり、日全体でいえば、こういうリスクは想定できるものである。 もともとこの“メタボリック・シンドローム”は医療削減だけが目的で、医師関与をきわめて嫌う制度で、リスクのある対象者への配慮がなされていない。具体的には、虚血性要因のある場合、負荷心電図などでチェックがなされ、最大酸素摂取量予測やリスク層別化による運動指導の個別化があって、安全で有効な運動指導が初めてできるといえるのにそれは無視しているのである。 それにしても、この不幸な事例は、おそらくこの課長の労災認

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  • 神経衰弱という病気 | 内科開業医のお勉強日記

    元記事・・・2場所の出場停止処分を受け、謹慎している大相撲の横綱朝青龍は5日、都内の自宅で精神科医の診察を受け、「神経衰弱状態」などと診断された。Yomiuri Online( H19.8.5 ) 神経衰弱という病名・・・なんか時代物の映画とか、トランプゲームの話であり、リアルな医療の現場でついぞきいたことがないのだが・・・どんな病気だろう・・・ 1869年に米国のバードという医師が「神経衰弱」neurastheniaという病気を発表した。この病気もCFSと同じような症状を有し、長い間、医学の世界ではポピュラーな病気として存在していた。現在でも世界保健機関(WHO)の定めた国際疾病分類(ICD-10)には、この病気の記載があるが、実際に臨床の現場で「神経衰弱」という病名を用いる医師はほとんどいなくなった。(医療教育情報センター http://www.c-mei.jp/BackNum/068

    神経衰弱という病気 | 内科開業医のお勉強日記