Googleが,2009年開通予定の太平洋海底ケーブル事業“Unity”に出資するようだ。同社は,この件について肯定も否定もしていない。 アジアパシフィックのテレコム業界向けニュースサイト“CommsDay.com”が,そのように伝えている。Unityは複数のテレコム企業が参加するプロジェクトで,テラビット(multiterabit)級の大容量光海底ケーブルを敷設する。 無線LANサービスの提供,ダークファイバーの購入,700MHz帯の周波数オークション参加,それに海底ケーブル事業への進出・・・。Googleが通信インフラの構築に向けて,意欲的に準備を進めているように思える。以前から噂されている“GoogleNET”構想を,本当に実現させるのだろうか。 崩壊する「ネット中立性」に対する防御策か サービス業者であるGoogleが,なぜここまで通信インフラに執着するのだろうか。一つは,「ネット