メリーランド大学医学部で移植 その男性とは、ローレンス・フォーセットさん(58)だ。彼は、9月に心不全で瀕死の状態に陥り、その後メリーランド大学医学部の病院に入院したという。 そこでフォーセットさんには、遺伝子を組み換えたブタの心臓が移植されたそうだ。 移植された心臓は、最初の1か月間、健康な状態に見えたが、最近になって拒絶反応の兆候が見られ始めたという。 そして10月30日に、フォーセットさんは亡くなったそうだ。 立ち上がることもできるまでに メリーランド大学医学部の医師たちは昨年、世界で初めて遺伝子組み換えのブタの心臓を別の男性に移植する手術を行っており、フォーセットさんは2例目になるという。 最初の患者であるデビッド・ベネットさんは、移植後2カ月間生存し続けたが、その後心臓が機能不全に陥り亡くなったそうだ。 なぜ心臓が機能不全に陥ったのか、当初は原因が分からなかったが、やがて臓器内で
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