ジャムおじさん「そうだ。アンパンマンとカレーパンマンが亡き今、君はランチパックとして生きなさい」 しょくぱんまん「それしか方法はないんですか?」 ジャムおじさん「ない。引き受けてくれるかい?」 しょくぱんまん「…分かりました」 ジャムおじさんの工場はヤマザキと呼ばれ、あんこやカレーのランチパックは次々と売れました。 そして春… ジャムおじさん「もうすぐ春のパン祭りだ。頼めるかい?」 ランチパックマン「はい!みんなにランチパックを配りに行きます!」 ジャムおじさん「あんこのランチパックが売れる限り、アンパンマンの優しい心はみんなの中に宿るだろう」 ランチパックマン「そうですね」 ジャムおじさん「…アンパンマンとカレーパンマンがバイキンマンを倒して42年、ちょうどこんな春の日だった」 ランチパックマン「…はい」 ジャムおじさん「春のパン祭りの意味は、ワシと君だけの秘密だよ」 ランチパックマン「