タグ

2008年8月21日のブックマーク (2件)

  • 蜂の生態を犯罪捜査に生かす | スラド サイエンス

    ミツバチの行動パターンを分析し、犯罪捜査の地理的プロファイリングの精度をあげようという研究がロンドン大学の研究チームと米国の元探偵との共同で行われている(BBC記事、研究概要)。 ミツバチが蜜を集めるとき、天敵から巣を守るために巣の周辺は避けて行動するように、連続殺人犯も自分の家の周りは避け、少し離れた場所で犯罪を犯す。研究チームがRFIDなどを使いミツバチが巣の周りにどのような「バッファ」を作るか分析したところ、ミツバチの行動パターンモデルと犯罪者が被害者に目をつけるときの地理的プロファイリングのパターンとの間に共通点がみられた。 研究者曰く「連続殺人犯の複雑な考えを分析するよりも蜂が花を見つけるのを理解する方がずっと簡単」であり、この行動パターンモデルを犯罪学にフィードバックし、地理的プロファイリングの精度向上に繋げたいとのこと。地理的プロファイリングは既にかなり確立している手法かと思

    zeroset
    zeroset 2008/08/21
    ミツバチが巣の周りにどのような「バッファ」を作るかを分析し、犯罪者の行動パターン解析に役立てる
  • Chapter  7-28:2―日本社会と今西進化論

    Previous Page - Page 28 - [ 目次] 2―日社会と今西進化論 今西錦司が残したマイナス カゲロウは地理的な違いによって、あるいは棲み場所によって、種ごとに生活の場を違えている。京都大学の今西錦司はこの発見から「すみわけ理論」を提唱したといわれている。 棲みわけ理論の特徴としてしばしば強調されるのが、すみわけの原因が個体間の競争ではなく、生物の種の間の協調的な側面にあるという点である。そこから、ダーウィンの競争原理に対して平和共存の進化論を主張した、といって今西は紹介されることが多い。 今西進化論に対しては否定的な見解をとる人でも過去の今西の生態学における役割(すみわけ理論やニホンザル研究の推進など)を高く評価する人は少なくない。そのためか、今西理論が進化生物学や生態学に与えたマイナスの面については、あまり語られていない。また、今西進化論の妥当性については疑問をも

    zeroset
    zeroset 2008/08/21
    河田雅圭『はじめての進化論』より、今西進化論批判。大学時代、今西の『生物の世界』を読んで唖然とした覚えがある。これ、科学じゃないだろ!って