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2017年12月25日のブックマーク (2件)

  • オウムアムアは「厚い有機物で覆われた雪玉」か

    10月に発見された恒星間天体オウムアムアには彗星らしき活動は見られず、岩石質であると考えられているが、これとは異なるモデルも提唱されている。 【2017年12月25日 クイーンズ大学ベルファスト】 10月19日に米・ハワイのパンスターズ1望遠鏡で観測史上初の恒星間天体「オウムアムア」が発見されて以来、各国の望遠鏡でこの天体の観測が続けられている。オウムアムアは9月に太陽からわずか 0.25天文単位(約3700万km)の距離を通過していて、表面は摂氏300℃以上に熱せられたと考えられるが、彗星のような尾やガスの放出などは全く観測されていない。 オウムアムアの想像図(提供:ESO/M. Kornmesser) 北アイルランド・クイーンズ大学ベルファストのAlan Fitzsimmonsさんたちの研究グループは、カナリア諸島のウィリアム・ハーシェル望遠鏡やチリの超大型望遠鏡VLTを用いてオウムア

    オウムアムアは「厚い有機物で覆われた雪玉」か
    zeroset
    zeroset 2017/12/25
    "初めて見つかった恒星間小天体が私たちの太陽系の小天体とこれほどよく似ているというのは興味深く、太陽系での惑星・小惑星の形成過程が他の恒星の惑星系でも同じであることを示唆しています"
  • 雑記-分子細胞学:ミトコンドリアを縛る糸を紡ぐのは?(2017.12.21)

    ミトコンドリアを縛る糸を紡ぐのは?(2017.12.21) ミトコンドリアは分裂によって増殖し,分裂時には分裂面を括る分裂リングが形成されますが, その正体は長らく明らかにされていませんでした。 Yoshida et al. (2017) はミトコンドリアの分裂時に発現する糖転移酵素に着目し, これが分裂リングを構成する多糖繊維を合成していることを明らかにしました。 ミトコンドリアの分裂装置は,ミトコンドリア内膜の内側にある FtsZ リング,外膜の外側にある MD(ミトコンドリア分裂)リング (最も顕著なリング構造),そしてその外側にあるダイナミンリングから構成されています。 FtsZ リングとダイナミンリングはそれぞれ FtsZ1 タンパク質と Dnm1 タンパク質を主成分としていますが, MD リングの主成分は特定されていませんでした。 そこで著者らは,ミトコンドリア分裂の同調や原形

    zeroset
    zeroset 2017/12/25
    "MD リングまたは PD リングが出現する前には宿主娘細胞への共生体の分配ができず, 繰り返し共生体を捕食する必要があり,宿主側のリングの出現によって安定した細胞内共生が成立した,との仮説を論じています"