アミノ酸アスパラギンと還元糖(ブドウ糖や果糖など)を含む食材を揚げる、焼くなど120℃以上で加熱調理すると、生成する これらはごく一般的な栄養素なので、食材を加熱加工したさまざまな食品にアクリルアミドが含まれる 食品安全委員会は、遺伝毒性を有する発がん物質と判断 日本人の平均的な摂取量を調査推定し、2016年にまとめた評価書で「懸念がないとは言えない」と判断 事業者の低減策が進んでいる 「あなたの台所で発がん物質ができていますよ」 そう伝えると、多くの人が驚きます。でも、ほんとうの話。食品を高温や直火で加熱調理すると発がん物質ができます。その一つが、アクリルアミドです。 2002年ごろから注目されるようになり、当初はフライドポテトやポテトチップスなどがやり玉に挙げられ、「悪い食品」と言われたりしました。食品安全委員会は「加熱時に生じるアクリルアミド」について2011年から「自ら評価」を開始