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ブックマーク / hokke-ookami.hatenablog.com (66)

  • アングレーム国際漫画祭で「慰安婦の真実」を伝ようとしたプロジェクトの内実 - 法華狼の日記

    ・アングレーム国際漫画祭からしめだされた団体の内実 ・作品を掲載した雑誌と宗教の、微妙な関係の内実 ・サービスシーンをどう表現するかという、漫画としての内実 ・吉田清治証言の時系列からうかがえる、付け焼刃な制作の内実 ・情報源をインターネットにたよっている内実 ・過大視され敵視されている朝日新聞報道の内実 ・日韓国に補償したとして出されている数字の内実 ・民間業者が悪い、植民地人が悪い、という責任転嫁の内実 ・作者の人形でしかない登場人物には存在しない内実 ・ロンダリングされつづける社会運動の内実 アングレーム国際漫画祭からしめだされた団体の内実 2014年1月、フランスで開催されたアングレーム国際漫画祭において、民間団体「論破プロジェクト」*1の出展が主催者から拒否された。 アングレーム国際漫画祭で、日作品がノミネートされているという情報と、ALL JAPANを称する団体がしめださ

    アングレーム国際漫画祭で「慰安婦の真実」を伝ようとしたプロジェクトの内実 - 法華狼の日記
  • 慰安婦を騙して集めたことを、1975年の新聞記事は「強制連行」と表現していた - 法華狼の日記

    川田文子『イアンフとよばれた戦場の少女』は、女性たちがすごした日々を鮮烈に描いたルポタージュであると同時に、従軍慰安婦問題への日社会への態度が変化していった記録としても読める。 http://www.koubunken.co.jp/0350/0342.html 著者は1980年代から従軍慰安婦問題にとりくみつつ、アジア女性基金前後の補償要求活動にも協力し、どのように日社会が従軍慰安婦問題と距離をとってきたかを見つづけていた。 その第1章「ペ・ポンギさんとの出会い」を読んでいたところ、引用されている報道記事が目に止まった。1975年10月22日の高知新聞記事で、沖縄在住の従軍慰安婦から初めて直接の証言がえられたことを報じている*1。 戦時中、沖縄に連行の韓国女性 30年ぶり『自由』を手に 不幸な過去を考慮 法務省特別在留を許可 【那覇】太平洋戦争末期に、沖縄へ『慰安婦』として連行され、終

    慰安婦を騙して集めたことを、1975年の新聞記事は「強制連行」と表現していた - 法華狼の日記
  • ウナギが食べられなくなるのは、きっとそういう態度のせいだよ! - 法華狼の日記

    「ALLABOUT」のウナギ稚魚不漁記事で、とんでもない記述がオチになっていることを知った。 http://allabout.co.jp/gm/gc/293126/ 記事が説明している内容そのものは、そう間違っているという感じではない。日の乱獲には言及していないが、海外で規制が進んでいることを説明している。ここまでは「ビジネススキル・仕事術」の「世界のニュース・トレンド」カテゴリらしい記事の体裁を保っている。 問題は最後のページだ。 http://allabout.co.jp/gm/gc/293126/3/ 個人的な話になりますが、私もウナギが大好きでして、ウナギが卓から消えたら大変残念に思ってしまいます。しかし今回の禁輸の根底にあるのは、地球上のウナギが減少しているという事実であり、それはどうしようもありません。このまま獲り続けても、結局は絶滅してしまうだけでしょう。 この現状認識で

    ウナギが食べられなくなるのは、きっとそういう態度のせいだよ! - 法華狼の日記
  • 伊藤剛氏の自称中立 - 法華狼の日記

    このまとめを読む限りでは、id:goito-mineral氏の主張に正当性は感じられない。 と学会の評価と菊池誠博士の関わりについて - Togetter 明示的に擁護した限りにおいて、発言の責任は当然のように問われなければならない。 しかし逆に「痛くもないハラ」を探ることも是認してはならない。「痛くもないハラ」を探ったのは世間ではない、あなたでしょう?と伊藤氏へ私の太宰治がささやいている。 このことは堺三保氏が直接的に指摘しているので、やりとりを引用させてもらおう。 ちなみに今回のエントリタイトルだが、はてなブックマークで気になるコメントがあったので、意識的につけてみた。 http://b.hatena.ne.jp/entry/togetter.com/li/32043 enemyoffreedom Twitter, 揉め事 "観客席も自称中立もない、○○への批判を明確にせずどっちつかず

    伊藤剛氏の自称中立 - 法華狼の日記
    zeroset
    zeroset 2010/07/21
    『「痛くもないハラ」を探ったのは世間ではない、あなたでしょう?と伊藤氏へ私の太宰治がささやいている』
  • 『宮崎駿の時代』久美薫著 - 法華狼の日記

    映画『もののけ姫』をきっかけとしてジャパニーズ・アニメーション評論を始めたというライター*1が、映画『ルパン三世 カリオストロの城』以降の宮崎駿関連作品を主軸に、細部にわたって分析していく。 講義の形態を取っているが、結果として脇道が多すぎ、自画自賛的な表現も鼻につくので、さほど効果的とは感じられない。加えて、先行する研究や批評への敬意が感じられない表現や憶測も多い。 ただ、それを除けば楽しめる内容ではあった。 映画『ルパン三世 カリオストロの城』を取り上げた章では、作中舞台の位置関係を図示して場面ごとに当てはめ、位置関係を知らせたり誤魔化したりする技巧を論じている。作品解説として普通に楽しめる。ただし、自筆による舞台概念図が、パンフレットに掲載された公式全体図*2そのままであることに言及していないのは解せない。 様々な映画作品を時間単位で区切り、起承転結に当てはめていく作業も、物語構成を

    『宮崎駿の時代』久美薫著 - 法華狼の日記
    zeroset
    zeroset 2009/06/21
    「そもそもアニメ雑誌や映画雑誌では宮崎作品への批判は少なくない。それを知る機会が充分にありながら、あたかも自分だけが宮崎作品を批判的に分析できるかのようにふるまっている」
  • ポストモダニズム系リベラルの観点から東浩紀氏を全面的に擁護する - 法華狼の日記

    敵対する言説にも場を与えるべきと主張し、自らの講義へ来るよう批判者を挑発あるいは招待しながら、実際に出向いた批判者を選別したため*1、批評家の東浩紀氏が批判されている。 hirokiazuma.com 文字情報ばかりといえば、はてなブログでは、ぼくが公認してもいない速記の断片的引用ばかりがコピーされ「東浩紀、許さん!」とか言われているらしいのだけど、上記のように、ぼくからすればそれは授業の内容についても僕の立場についても明らかに誤解している。そもそも、そんなに真実が大事だと思うのならば、そのかたがたは実際にぼくの授業に来て質問したらいいのではないでしょうか。 hirokiazuma.com 結局、東工大の授業に歴史認識問題を問いただす学生などだれひとり現れず、それどころか先週はいたゼロアカ生さえすっかり消え、いささか拍子抜けした東浩紀です。 つまりは、あいつらにとっては東浩紀はネタでしかな

    ポストモダニズム系リベラルの観点から東浩紀氏を全面的に擁護する - 法華狼の日記
    zeroset
    zeroset 2008/12/17
    納得してしまった 「自分自身はポストモダニズム系リベラルを体現するつもりはない、それが東氏の「立ち位置」だ」「あくまで東氏は思想家ではなく、思想を学生へ教える人」