撮像素子の画素数については10メガ越えがもはや珍しくなく、取りあげた7製品について、最も画素数の少ないGR DIGITAL IIも有効1001万画素となっている。このクラスの製品購入を検討しているならば(A3以上のプリントを念頭におくならば話は少々異なってくるが)単純な画素数よりも、画素数÷素子サイズで求められる、1画素あたりの大きさを意識する方がいいだろう。 撮像素子で注目なのが、シグマ「DP1」「DP2」が搭載する「FOVEON X3」。これは同社デジタル一眼レフカメラ「SD14」にも搭載されているCMOSセンサーで、シリコンの異なる深さに配置された3つの層がそれぞれ青(B)、緑(G)、赤(R)の光を取り込む仕組みとなっているのが特徴だ。そのサイズも20.7×13.8ミリとコンパクトデジカメに搭載されている撮像素子としては格段に大きい(ちなみにデジタル一眼レフで多く利用される、APS-
![高級コンパクトデジカメ、価格を比較](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a8896f8ff3489bbbcbbc8cfd0206b3ad4067f64e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fimages%2Flogo%2F1200x630_500x500_news.gif)