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ブックマーク / www.nurs.or.jp/~ogochan (33)

  • 「利己的」という表現のマズさ | おごちゃんの雑文

    「せっかくネタが降って来たんだけど…」のTBでダイミテイさんが「disられるべき程のことか」という話を書いている。 ダイミテイさんの主張は、主張される前から納得出来ることではあるのだけど、やはり元の文章が「利己的」でまとめてしまったことは、実にマズいと思う。マズいというよりも、ズルい。 なぜズルいかと言えば、後から私が挙げた理由は「結局のところ利己的」と結論つけられるから。それと共に、 短絡的に理解されやすい からマズいのだ。わかっている人にとっては「それは利己的だよね」と思えるだろうし、私の書いた例も「結局は利己なのです」とまとめられるけれど、普通の人はそう解釈はしない。もっとショートカットして「利己的」という言葉をとらえるはずだ。 「全ての動機は利己的なものです」と結論づけるということは、「合コンの時に新聞配達の人がマスコミ関係者を自称」するようなズルさがある。もちろん嘘じゃないけど、

    zetamatta
    zetamatta 2008/03/22
    曰く『「ちょっとネガティブに捉えられる危険を持った簡潔な答え」というのは、「わかってる人達」にとって正しいことであっても、そうでない人達にとっては誤解の元でしかない』―真理
  • 次回のネタが降って来たwww | おごちゃんの雑文

    ひがさんのblogより。 モッチーに絶望した まぁ自分の書いたものにリンクになると自画自讃っぽいのだが、私の連載 オープンソースは何であって何でないか:生越昌己のオープンソースGTD:ITpro この中で、書いた オープンソースというものは,「アンチと信者」あるいは「無知」によって語られているようにさえ見えます。 というのがあらためて正しかったと思う。 最初に梅田氏の書いた、 目からうろこが何枚も落ちた オープンソースの“人間的質” を読んだ時にも違和感ありありだった。なんせつっこみどころ満載だ。まぁ小飼さんもつっこんでるけど。ということで、disり風味のないつっこみは次回の連載のネタけてーい。 小飼さんは「この程度の表現上の誇張で目くじらを立てていたらとてもオープンソースブログラマーなんてやってられない」とかって弁護してるけど、もうこういった誇張が許される時代はとっくの昔に終わってると

    zetamatta
    zetamatta 2008/03/16
    はてなの役員やってる、梅田望夫さんって人も「意外と分かってない系」な人だったんですね。うぅむ
  • 「歯車」? それすげーじゃん | おごちゃんの雑文

    小飼さんのblogより。 我々は歯車にあらず 「歯車」という比愈はよく聞くのだが、「歯車」の比愈を聞くと必ず思い出す話がある。 何で読んだか忘れたんだけど、こんな話がある。 A「俺達なんてしょせん組織の歯車なんだよ」 B「え? 何を言ってるんだ。歯車ってのは1つ欠けただけで機械が動かなくなるんだぜ」 A「俺は歯車にもなってないのか orz」 だいたいこんな感じの話。「歯車」ってのは確かに部品に過ぎないけど、「かけがえのない存在」なのだ。普段は「つまらないもの」という扱いでも、欠けたら大変なもの。そう思うと、「歯車」な人生って凄いじゃん。 そりゃー誰でも、特に若いうちは野心の一つもあるだろう。いや、ない奴もいるんだろうけど、あるべきだ。そんな人達にしてみれば、部品に過ぎない「歯車」なんて取るに足りないものかも知れない。 だけど、「歯車」ってものをよく考えてみれば、「欠けたら困るもの」なわけだ

    zetamatta
    zetamatta 2008/02/18
    曰く『A「俺達なんてしょせん組織の歯車なんだよ」B「え? 何を言ってるんだ。歯車ってのは1つ欠けただけで機械が動かなくなるんだぜ」』
  • 不満はモチベーションに昇華しなきゃ | おごちゃんの雑文

    会社の求人をいつも出している。 別に緊急に人が欲しいというわけではないが、かと言って人手が足りているわけでもないので、「人を取る用意があります」という意思表示をしているわけだ。「どんな人が欲しい」の類は過去のエントリにも出ているし、人についてどう考えているかも書いているので、気になった人は読んでもらうと嬉しい。 で、読んだ一人から応募があったのだが、落としてしまった。それはなぜか。 まぁ一番の理由というのは、今はそんなに「人手」が欲しい状態じゃないということ。 私よりも能力の高い人だったら、私の仕事のうち任せられるものは任せてしまえるから、いろいろ楽になる。仕事が過多状態にあれば「の手も欲しい」だろうから、「人手」で解決をつけて楽になれる。でも、現状では応募して来た人はすぐに任せられる程能力も高くはないし、その人が出来る仕事がそれ程過多状態でもない。まぁつまり「出会い」が悪かったというこ

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    zetamatta 2008/02/11
    意気込みに裏付けがあるかどうかを「業務経歴以外の実績」と「作品」で判断しようというお話
  • 倖田來未とかまつもとゆきひろとか北畑隆生とか | おごちゃんの雑文

    最近舌禍筆禍がよく祭りになる。 「羊水が腐る」とか「PHPは云々」とか「デイトレーダは馬鹿」とか。 冷静に読んだり聞いたりすれば、どれもノリだったり実はマトモだったりするんだが、祭りになってしまう。 「羊水が腐る」なんてのは、それだけ取り出せば酷い話だけど、「おめー、脳味噌腐ってんじゃね?」みたいなのと大差ない文脈の話だ。とりたてて問題視するべき発言じゃない。どうせ深夜ラジオなんだから、そういった「ノリ」に目くじら立てるもんじゃないと思う。これが昼間の番組だったりすりゃダメだろうけど。 「PHP云々」についての内容については、「まぁそうだよね」と思う。あまりお近付きになりたくないとは思うけれど、そんなのはしょせん「好み」の問題に過ぎない。Matzは普通に人の好みとして言っただけだろう。 「デイトレーダは馬鹿」というのは、上場会社の経営者ならたいてい腹の底で思っていることだろう。また、経済

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    zetamatta 2008/02/09
    曰く「こういった発言をするのが良いことかと言えばそうじゃない。何がいけないかと言えば『自分がどこに立っているか』を忘れてしまっているということ」――見識のある意見
  • だめだUCOMは話にならん | おごちゃんの雑文

    この前のエントリ なにゆえ回線事業者に過ぎないUCOMはコンテンツにまで口出しをするのか? の続き。営業あたりといろいろ話をした。 そもそも、いわゆる「有害情報」のうち、白黒はっきりしているものについては、基的なポリシーはUCOMと私は大差ない。明かに触法的なコンテンツまで「言論の自由」を守るつもりはない。当はそういったものの判断も「当事者でどうぞ」と言いたいところなんだが、昨今はそういったものは「プロバイダで規制すべし」という趨勢だし、頑張って守ったところで得るものはないと学習したので、頑張る気はない。昔はそんなものも守って来たのだが、感謝もされないし、火の粉はこっちに飛んで来るしでロクなことがない。 グレーゾーンと言うか、白黒はっきりしないものについては、私はあくまでも「当事者の問題」だと思っているので、削除依頼は原則無視だ。このポリシについてはいろいろ意見があるようだけど、面倒な

    zetamatta
    zetamatta 2008/02/06
    殿様商売のUCOM。規約違反の疑いだけでメール連絡だけで一方的に契約を解除される可能性あり。客を客とも思っていなさそう。
  • 抽象度は関係ないと思う | おごちゃんの雑文

    Matzの日記より。 初心者向けの言語 言語が初心者向きだとかそうでないとか、「高度」であるかどうかと「抽象度」はまるっきり関係ないはずだ。 まぁどうせこの手のネタにつっこむ人はいっぱいいるだろうから、私がつっこむ必要もないとは思うけど。 Matzの言うように、「抽象度が高い」ということと「初心者から遠い」ということに関係があるのであれば、一番初心者向けの言語は アセンブラ ということになってしまう。それも、下手なOSなんかの上じゃなくて、生ハードウェア上のアセンブラ。や、最近のアセンブラはいろいろ下層のレジスタとか操作出来ないから、マイクロプログラムの方がいいか。これが一番初心者向けの言語だ。 逆に、初心者向けでない方向で言うなら、たとえば「テレビを見る」という行為。これはとんでもなく抽象度が高い。スイッチを入れてチャンネルを指定するだけで、いろんな人達のいろんな行動が見える。「いろんな

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    zetamatta 2008/02/05
    曰く 『どうも最近のMatzは自己肯定のあまり自己つっこみが不足してるんじゃないか?』―確かに客観視できてるようには見えませんね。組織開発をやったことのあるプロらしい意見だ
  • 判例的には「課長」は管理職じゃないです | おごちゃんの雑文

    南方司君のblogで知ったんだけど。 マック店長への残業代支払いを命ずる判決 元記事は、 <マクドナルド訴訟>店長は非管理職 東京地裁が残業代認定 この件ではびっくりしている調子のblogも多いようだけど、 判決は管理監督者を「経営者と一体的立場で労働時間の枠を超えてもやむを得ない重要な権限を持ち、賃金が優遇されている者」と判断。 というのは、過去の判例の踏襲に過ぎないようです。 以下は「罠」でもなければ、レトリックの類でもない。 これはかなり前に経営コンサルタントである「ドン」に教えられた。判例的には「管理職の要件」とは、 人事権 経営権 待遇 およびこれらの「実態」が必要だということらしい。つまり、人事や経営に参加しているという実態がない者は、いくら規定上「管理職」となっていても、管理職ではないと判断されるのだと。だから、実態としてこれらの権限がない「マクドナルドの店長」が非管理職だと

    zetamatta
    zetamatta 2008/01/30
    曰く『判例的には「管理職の要件」とは、人事権・経営権・待遇、およびこれらの「実態」が必要』
  • 「人並み以下の頭脳しか持っていない男性ほど、自分は知能が高いと信じる傾向があることが判明 」 | おごちゃんの雑文

    zetamatta
    zetamatta 2008/01/20
    曰く『知識を得るために一番手っ取り早い態度は、「謙虚」である』『自分は利口だと信じていたから、人並以下の頭脳しか持てなかった』『ネガティブなことは言ったもん勝ち』
  • ORCAのアーキテクチャ(二重化) | おごちゃんの雑文

    ORCAの要件には、「二重化」というのがある。つまり、一種のフォルトトレラント化するということだ。 バックアップをどうするか これは、元々「バックアップをどうするか」という話があった。ORCAの基設計では、最初に想定システム構成を決め、その中で安定して運用することを提供することを考えていた。ただしその「想定システム構成」は十分安く構築することが出来なければならない。 「バックアップ」となると、RAIDではダメだ。なぜなら、RAIDでは復旧させるためには、ハードウェアに手を入れなければならない。software RAIDでも少なくともディスクの交換、hardware RAIDだとコントラーラの交換… だから、RAIDはバックアップとは言えない。何にせよ、バックアップと言うからには、 バックアップは稼働しているハードウェアから切り離せること 復旧する自体に手間がかからないこと ダウンタイムが

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    zetamatta 2007/12/29
    手動フェイルオーバーは、わしもやった(OSの設定ファイルをさしかえて、リブートするだけ)。障害の誤検出もないし、意外といいっすね。
  • 吠える方向が違うんだよ

    ニッポンIT業界絶望論 これを読んで思ったのが表題。いわゆる「あるふぁな人達」にありがちの物言いではあるんだが。 この手の話の時には、たいていの「あるふぁな人達」は、「そんな会社とっとと辞めてこっち側に来い」的なメッセージを垂れ流す。まぁ、「仕事」が「キャリアパス」とか「自分」とかを中心としてだけであれば、それは一つの方向だ。マズい環境にいるくらいだったら、とっとと辞めて良い環境に行けばいい。愚痴る時間がもったいない。で、日ではたいていダメな会社ばかりだから、シリコンバレーに来いと。件の記事でも、 だから、じゃぁどこに転職すればいいの?と聞かれたら、答えに窮してしまう。最も技術的にエッジっぽいベンチャーを全部かき集めても、日でトップクラスの技術者すら吸収しきれるキャパはない。選択肢がないんだよ。 と、暗に「日IT業界はもうだめだから」的な誘いかけがある。 はっきり言おう。これは2つ

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    zetamatta 2007/11/11
    曰く「面白くないけどやらなきゃいけない仕事をやる奴はいなくなる」「社会そのものをhackしろ!…それは社会だって同じだ」。まともな批判です。
  • そりゃ無理もない… | おごちゃんの雑文

    私はこの業界が好きだ。だから、ネガティブなことを言う業界人は嫌いだ。まー、たまに愚痴るのは健康のために良いけどね。 まーそんなわけだから、 IT業界不人気の理由は? 現役学生が語るそのネガティブイメージ なんてことを喜々として書く「業界メディア」も嫌悪する。 とは言えーーー。件の記事を読むと、IT業界の代表が、 NTTデータ 取締役相談役 浜口友一氏、TIS社長 岡晋氏、IPA 理事長 藤原武平太氏、IPA 理事長 藤原武平太氏 そりゃ無理でしょ。こんな面白くもなければ、楽しそうもないジジイどもが話したって、学生は どーせお前ら俺達を奴隷としか思ってないだろ と見抜いてしまう。こんな人達を見て夢とか希望とか、そんなものをこの業界に感じることがあるだろうか? 業界のイメージ良くしたかったら、こんなクソジジィどもを集めるんじゃなくて、もっと輝ける未来を想像させるような、 業界スター を出して

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    zetamatta 2007/11/03
    曰く「こんな面白くもなければ、楽しそうもないジジイどもが話したって、学生は『どーせお前ら俺達を奴隷としか思ってないだろ』と見抜いてしまう――よくぞ見抜いたケンシロウ!
  • 半可通にならない方法(1) | おごちゃんの雑文

    私はヲタが嫌いである。 嫌いな理由はいくつかあるけれど、その中の一つとして「半可通のくせに他人の専門領域に平気で土足で踏み込む」というのがある。「半可通」がいっぱしの口を叩くことにイライラするのだ。それは「自分の専門」でも「(自分が見ている)他人の専門」でも同じ。特にコンピュータ業界はプロとヲタの境界があいまいだったり、特定能力に関しては「出来るヲタ」の方が「かけだしのプロ」よりも上であったりすることも多いので、よけいにその傾向がある。 いわゆるプロはたいてい「制約事項」の下で「全体最適化」を行い「再現性」のあるような結論を導き出す。それがプロのプロたるゆえんである。だから、「リソースは有限」とか「収益性」とかを意識して最もC/Pの高いことを、無理なく行う戦略を立てる。また、それが出来なければ、どれだけ能力があってもプロではない。 そのためには、幅広い系統だった知識が必要だ。批評するには断

    zetamatta
    zetamatta 2007/10/22
    曰く『「断片的知識による批評」はたいてい「制約事項」とか「全体最適化」あるいは「再現性」といったあたりに目が向いていない』