Apple の iPhone や Mac で試用される AX チップ、M1 チップ、Android スマートフォンの多くが試用している Snapdragon、その他さまざまなシーンで採用されている Arm アーキテクチャを持つ ARM ホールディングス。そのライセンス権利を独占的に与えられた中国合弁企業が乗っ取られ、権利を奪ったまま独立を宣言してしまったことをSemiAnalysisが伝えている。 簡単に説明すると、Arm の中国における権利をもった会社の CEO が背任行為を行っており、Arm は解任しようとしたが中国の制度上の問題で失敗し、CEO は中国における顧客、売上を奪って独自製品を開発するまでの力を持つに至り、独立したという状態になるようだ。 詳細に経緯を説明していくと、下記のようになる。 Arm はもともとイギリスの企業だったが、2016年に日本のソフトバンクに買収された。
NVIDIAが「Grace」というCPUを発表した。2020年NVIDIAとソフトバンクが合意した、「ソフトバンクが持つArm社の株式をNVIDIAに売却する」というスキームの効果が早くも出てきた形だ。 Graceは、Armが設計する次世代のNeoverse(ネオバース)というCPUのIPデザイン(半導体の設計図)を採用し、次世代Neoverseコアを複数内蔵するCPUになる。 このArmアーキテクチャのCPU製品が発表されたこと自体は既定路線であり、何も驚くべき事ではない。 そもそもNVIDIAは、Arm CPUを既に10年以上前から販売している。具体的には、同社がスマートフォンやタブレット向けにかつて販売していた「Tegra」、そして現在自動車向けに販売している「DRIVE」シリーズは、ArmベースのCPUを内蔵している。 だから、「データセンター向けにArm CPUを投入する」という
Qualcommが開発中と報じられた、M1チップ対抗品「SC8280」は、内蔵メモリが異なる2種類が開発されているようです。 8GB RAMと32GB RAMモデルを開発中? Qualcommが開発中と噂の、M1チップ対抗品となる「SC8280」は、「Snapdragon 8cx」および「Snapdragon 8cx 2 5G」の後継品となるもので、Windows向けARMチップとしてはこれまでで最も強力なものになると、WinFutureが報じています。 開発中の「SC8280」には、「8GB LPDDR5」を搭載したものと、「32GB LPDDR4X」を搭載したものと2種類があるようで、Qualcommはベースモデルと高性能モデルの2種類のチップを開発しているようです。 M1およびM1X(仮称)対抗品も開発中か これらのチップにより、「Apple M1チップに対抗する」ことだけではなく、
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