サ高住の実態、「まずは調査」−国交省住宅局長、整備等のあり方検討会で 医療介護CBニュース 9月8日(月)21時35分配信 国土交通省は8日、「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の整備等のあり方に関する検討会」の初会合を開いた。開催に当たって、あいさつした橋本公博住宅局長は、質の良くないサ高住があるという指摘があると述べた上で、「まずは実態調査をやっていきたい」との考えを示した。同検討会は原則として非公開で、議事概要は同省のホームページで公開する予定。【松村秀士】 同検討会では、市町村による「高齢者居住安定確保計画」の策定や補助制度の見直しなど、サ高住の質の向上や適正な立地にかかわる誘導策などについて議論。その成果を、2016年度から25年度までの「次期住生活基本計画」や予算などの制度改正に反映させる方針だ。 橋本局長は、サ高住が街中ではなく、街の外に多く建設されていることも問題視。
地域の薬局を活用した健康の情報拠点を整備するため、大阪府は来月にも、豊中市と岸和田市の薬局を中心としたモデル事業を開始する。薬局間でメーリングリストを構築し、業界団体や行政などが発信する健康情報を共有するほか、一部の薬局内に慢性閉塞性肺疾患(COPD)の簡易検査機器を設置し、住民に病気の周知を図る。【敦賀陽平】 府が事業を委託している大阪府薬剤師会(府薬)のワーキンググループ(WG)がこのほど、モデル事業の対象地区を決めた。 メーリングリストを活用した情報共有は、府薬の豊中支部の会員薬局(約100施設)に加え、他の支部からもそれぞれ2施設が参加。一方、COPDに関する情報提供については、岸和田支部の会員薬局が行う。府薬によると、現時点で対応可能な同支部の薬局は32施設という。 府薬では、COPDに関する情報提供を受けた住民を対象に、アンケート調査も実施。今後、住民にモデル事業について
大阪府薬剤師会(府薬)は、府内の会員薬局の情報を提供する検索サイト「保険薬局検索システム」のスマートフォン版を公開した。GPS(全地球測位システム)を活用し、最寄りの保険薬局の開局状況を知ることができるほか、府薬が開発したお薬手帳アプリ「e-お薬手帳」に対応している薬局を調べることもできる。【敦賀陽平】 同サイトでは、▽地域別▽住所▽薬局名▽電話番号▽現在地(GPS)―の5つのメニューから薬局を検索できる。地域別の検索では、開局時間や在宅医療への対応、お薬手帳アプリの利用の可否など、詳細な条件を設定して薬局を絞り込むことも可能だ。 府薬ではこれまで、パソコンと携帯電話向けの検索サイトを開設していたが、スマホへの対応は行っていなかった。スマホ版の公開に合わせ、お薬手帳アプリに対応している薬局を検索できる機能をパソコン版のサイトに追加した。府薬によると、現在、同アプリを利用できるサイト内の
国内でデング熱の感染が拡大している事態を受け、厚生労働省は、デング熱の診療マニュアルを公表した。マニュアルでは、デング熱の媒介となるヒトスジシマカが本州から沖縄まで広く分布していることなどを挙げ、「海外渡航歴がない者についても、デング熱を疑う必要性が生じている」と指摘。デング熱を疑う場合、臨床所見に加え、ヒトスジシマカの活動や患者の発生状況にも注意を払うよう求めている。【新井哉】 このマニュアルは、国立感染症研究所ウイルス第1部の高崎智彦室長が代表を務める研究グループが、厚生労働科学研究の一環としてまとめたもので、デング熱の概要や患者が発生した際の臨床対応などが記載されている。 デング熱を発症した場合、通常は1週間前後の経過で回復するとしたが、一部の患者はショック症状を伴う重症型デングになることも指摘。重症型デングを放置した場合の致命率は10―20%に達するが、「治療を適切に行うことで
厚生労働省は10日、「医道審議会保健師助産師看護師分科会看護師特定行為・研修部会」の初会合を開催する。同部会では、案として示されている看護師による「特定行為」の選定や研修方法の具体化などを進める見通しだ。【松村秀士】 医療・介護制度改正の一括法で、看護師による特定行為のための研修制度が来年10月にスタートする。これに向けて、厚労省は同部会で、案として示されている41種類の医療行為から適切なものを選び出し、最終的に「特定行為」を決定する方針。それに伴って、分野ごとの14区分も見直す。 研修の実施方法も具体化させる。現在、講義・演習、実習のすべてを厚労相が指定する研修機関(指定研修機関)で実施する案1と、講義・演習は指定研修機関で行い、実習は連携する病院や診療所などの施設で実施する案2が示されている。案2では、研修の修了にかかわる最終的な評価は、指定研修機関が主体となって行う。 両案とも
事故調ガイドライン研究班に議論の公開要請−保団連、厚労相に要望書送付 医療介護CBニュース 9月8日(月)12時46分配信 全国保険医団体連合会(保団連)は8日、医療事故調査制度(事故調)の運用ガイドライン案を検討している厚生労働科学研究費による「診療行為に関連した死亡の調査の手法に関する研究班」(研究代表者=西澤寛俊・全日本病院協会長)の議論が非公開であることが、かえって不信と混乱を招くなどとして、塩崎恭久厚労相などに会議の公開と会議録の作成、公表を求める要望書を送付した。【君塚靖】 保団連は7日に、同研究班の議論の公開を求めることなどを機関決定した。同じ要望書は、西澤氏にも送付した。要望書には、保団連としてガイドラインに盛り込むべきとする項目も列挙している。その中では、院内事故調査委員会(院内事故調)を立ち上げることは、診療所や中小病院には経済的、実務的に多大な負担になるため、第三者
大阪市は、歴史的、文化的に価値のある魅力的な建築物を発信する「生きた建築ミュージアム事業」の第2弾として新たに市内の建築物22件を選定した。今回は時代の幅を現代まで広げ、喫茶店やカプセルホテルなども選んだ。第1弾の28件と合わせて計50件となった。選定は今年で終了。11月には、建築物内部の特別公開などを実施する。 事業は、府市が進める「都市魅力創造戦略」の一環。大阪の街全体をミュージアムとしてとらえ、歴史や文化、市民の暮らしぶりが現在にも受け継がれている建築物を「生きた建築ミュージアム・大阪セレクション」として選定している。 第2弾の選定対象になったのは、近代の建築物をはじめ、昭和20年代後半~40年代半ばのバーや喫茶店、現代のビルなど。明治から平成まで時代の幅が広がり、中には建物内部のインテリアの魅力でも選定した。 昭和30年代に開業したキャバレーユニバースで有名な「味園ユニバースビル」
女性アスリートが長く活躍できる環境を育もうと、選手の体調管理や食育を学ぶ研修会が7日、神戸市中央区の県医師会館で開かれた。栄養士や元プロテニスプレーヤーらが「女性アスリートが抱える悩み」などのテーマで意見を交した。 兵庫県産科婦人科学会などが主催。産婦人科医らが中心となり開かれる女性アスリートに関する研修会は国内初で、産科医や学校関係者ら約250人が聴講した。 パネルディスカッションでは、元プロテニスプレーヤーの沢松奈生子さんが、現役時代に生理痛で悩まされたエピソードを紹介。日本体育協会公認のスポーツ栄養士の岡本恵(けい)さんらが、バランスの良い食事や経口避妊薬の使用を勧めた。 サッカーJリーグヴィッセル神戸元監督で親和女子大学の加藤寛教授は「女性選手には生理痛など男性指導者には打ち明けにくい悩みが多い。産婦人科医との連携を深め、選手の体調を知ることが大切」と話した。
鎌倉時代の歌人、藤原定家(1162~1241)の日記「明月記」(国宝)に記された超新星の記録や最新の天文学の研究成果などを紹介する特別展「明月記と最新宇宙像」が、京都大総合博物館(京都市左京区)で開かれており、多くの天文ファンらが訪れている。10月19日まで。 特別展では、陰陽師の安倍一族によって観測された超新星について記した「明月記」の内容や、日本の天文学の発展に貢献した京都大花山天文台の初代台長、山本一清氏が使った望遠鏡など近年の研究者ゆかりの品々を紹介。今月17日から28日までは「明月記」の実物を展示する予定。 このほか、土曜日と日曜日には、最新の宇宙の様子を立体的に映し出す「4次元デジタル宇宙シアター」の上演もあり、宇宙旅行の気分を楽しめる。 ボランティアで特別展の案内役を務めている同大大学院1年の広瀬公美(くみ)さん(23)は「宇宙の研究が脈々と受け継がれていることを知ってもらい
統合失調症の症状への対応、抗精神病薬の副作用、精神科医との信頼関係、患者との関係性……。患者を支える家族の悩みは深く長期間に及びます。このブログは、妻の医療保護入院による夫の感情体験を書籍化後、支える家族にとっての精神疾患について、感じること考えることをテーマに更新しています。 著書 統合失調症 愛と憎しみの向こう側 患者家族の感情的混乱について書き下ろした本です(パソコン、スマートフォンなどで読むことのできる電子書籍)ブログ〝知情意〟は、この本に描いた体験を土台に更新されています このブログについて | 記事一覧 母親の疾患名〝統合失調症〟を子供たちにどう伝えるか? 経過の長いこの疾患。どれくらいの年齢になれば? どのタイミングで? どんな説明で? と思案することはしばしばあった。 だが、子供たちへのカミングアウトは、やろうとして言葉を使うものではなく、問題に対峙する大人の行動を見続けて
統合失調症の症状への対応、抗精神病薬の副作用、精神科医との信頼関係、患者との関係性……。患者を支える家族の悩みは深く長期間に及びます。このブログは、妻の医療保護入院による夫の感情体験を書籍化後、支える家族にとっての精神疾患について、感じること考えることをテーマに更新しています。 著書 統合失調症 愛と憎しみの向こう側 患者家族の感情的混乱について書き下ろした本です(パソコン、スマートフォンなどで読むことのできる電子書籍)ブログ〝知情意〟は、この本に描いた体験を土台に更新されています このブログについて | 記事一覧 体験を本に、考えをブログにこのブログのテーマは、統合失調症の陽性症状によって生じる家族の感情的混乱と精神科医療の光と影です。 身近な者が精神疾患に罹患することによって生じてしまう社会的・感情的問題を、患者家族の立場でとらえ、精神科医療に対して〝感じること・考えること〟を発信して
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く