21日、福島県下郷町の小中学校、2校でサンマのすり身を使った給食を食べた児童と生徒ら合わせて87人が唇のかゆみなどの症状を訴えました。食材を販売した業者は去年8月になっていた消費期限のラベルをはがして販売していたということで、県は集団食中毒としてこの業者を2日間の営業停止処分にするとともに詳しいいきさつを調べています。 このうち3人が病院で手当てを受けましたが、全員回復に向かっているということです。 県が調べたところ給食からは食中毒の原因となるヒスタミンが検出されました。 さらに、このすり身は福島県会津若松市の業者、「若松魚類」が去年8月になっていた消費期限のラベルをはがして冷凍していたもので、別の業者を通じて納品されたということです。 県は集団食中毒として23日からこの業者を2日間の営業停止処分にするとともに詳しいいきさつを調べています。 若松魚類の上野憲一社長は「担当者が『冷凍すれば消