Active Directoryの通称「母ババ問題」(ユーザー名にひらがなやカタカナを使った場合,濁点や半濁点の有無を区別しない仕様)についてはもう言い尽くしたので,私としてはこれ以上触れるつもりはなかった。が,面白い情報を発見したので,もう一度だけ触れてみたい。「母ババ問題」のそもそもの原因は,ドイツ語のウムラウトなどの扱いにあった。 マイクロソフトのサポート技術情報「 diacriticマークでの文字で異なるのみユーザー名またはオブジェクト名が追加できません(KB938447)」に詳しい内容が書かれている。ちなみにこのサポート技術情報,最初に公開されたときは「ドイツ語ウムラウト文字または Active Directory のß(eszett)文字を含むユーザー名またはオブジェクト名が追加できません」というタイトルだったので,検索結果はまだこの形で出ている。 日本語機械翻訳版は文字化けし