1949(昭和24)年に創業した「肉の万世」。万世橋のたもとに構える同本店ビル1階では、万世のレストランで使っている肉や米、岩塩、しゃぶしゃぶのタレなどの食材、コロッケやジャンボシューマイなどの総菜、ワインやチーズなどを販売する精肉・デリカコーナーを展開。 さらに、柳原通りに面した「カフェ トリム」では「街角によくある昔ながらの喫茶店」をコンセプトに、1930年代のイギリスのアンティーク家具で統一したジャズ・クラシックなどが流れる店内でコーヒーとトースト、卵が付いたモーニングサービスやビーフカレー、ハヤシビーフなどのランチメニュー、アルコールなどを提供してきた。 今回、同ビル1階を改装工事のため閉店。今秋、「スリーエフ万世本店」としてリニューアルオープンするという。 同店を利用していたという30代の男性会社員は「秋葉原の中でも比較的空いていて落ち着ける喫茶店がなくなって残念」と肩を落とす。