菅直人首相は15日、首相官邸で福島第1原発の事故による風評被害の改善を訴えるJA福島代表団と会談し、得意技である「食のパフォーマンス」の健在ぶりを見せつけた。 「首相は、カイワレ大根を食べ風評被害を飛ばした魔力を持っている」 JA福島関係者がこう試食を促すと、首相はキュウリを豪快に頬張り、イチゴも口に入れた。 首相はかつて、鳥インフルエンザが発生すると鳥丼、BSE(牛海綿状脳症)が懸念されると牛丼、病原性大腸菌「O157」との関連が疑われるとカイワレ大根3パック…とひたすらカメラの前で食べてきた。