成田空港にアクセスする鉄道各社の競争が激化する。京成電鉄は19日、東京都心と同空港を結ぶ新路線「成田スカイアクセス」(京成高砂―成田空港、51.4キロ)を7月17日に開業すると発表した。 京成電鉄によると、スカイアクセスには在来線特急で国内最速となる時速160キロの新型スカイライナー車両を投入。日暮里―空港第2ビル間が、現在の京成本線経由より15分短い36分で結ばれる。朝のラッシュ時間帯には、1時間当たり、新型車両3本を含む特急列車6本を運転する計画だ。 新型車両の場合、日暮里―空港第2ビル間は運賃と特急料金あわせて2400円。 一方、ライバルのJR東日本も19日、東京―成田空港間が現在、特急料金を含めて2940円の「成田エクスプレス(NEX)」の指定券の割引を3月13日から始めると発表した。 JR東によると、同社のインターネットサービス「えきねっと」会員が対象。携帯電話を通じてチ