コミュニケーションの心 『ワンダープロジェクトJ2 コルロの森のジョゼット』 「ギャルゲー」とは、そもそも蔑称である。開き直っている「萌える」オタク達ならまだしも、ゲーム好きの多くはこのレッテルに警戒する。「ギャルゲー」という範疇に入れられたとたんにそのゲームの価値が下がったようにすら感じる。だから自分の好きなゲームがギャルゲーだと言われると、なかには必死に「ギャルゲーではないのだということを」抗弁する人もいる。だが筆者はそういう場面ではよく、そう抗弁するのが無駄であることを言ってきた。「ギャルゲー」はジャンルですらなく、定義もない。ほとんどフィーリングの世界だ。そのマイナスの極である「美少女がたくさん出てくることが売りで中身のぜんぜんないゲーム」と違うのだと、「美少女がたくさん出てはくるけど面白いゲーム」や「美少女は出てくるけどたくさんではない面白いゲーム」や、「恋愛を扱ったゲー