【7月16日 AFP】20年ぶりにサッカーW杯で優勝を果たしたフランスでは15日、国民が歓喜に沸くなか、各地で略奪や警察との衝突、事故なども相次いだ。 首都パリでは、目出し帽をかぶった若者ら30人ほどがシャンゼリゼ(Champs-Elysees)通りにある人気ショップ「ピュブリシス・ドラッグストア(Publicis Drugstore)」の窓を割って侵入。ワインやシャンパンなどを盗み出して逃走した。 勝利を祝っていた大勢の人たちがシャンゼリゼ通りを去っていくなか、警察は午後11時30分ごろ、残って騒ぎを起こしていた者らを放水銃で追い散らした。 南東部リヨンでは、市中心部のパブリックビューイング会場で警察車両によじ登った若者約100人と警察の衝突が発生。警察が催涙ガスを放つと、若者らは物を投げつけたり、ごみ箱に火を付けたりして応戦した。当局が明らかにした。 南部マルセイユ(Marseille