8月21日付のNEWS WEEK誌から。 カタールに出稼ぎに行ったミャンマー人労働者が帰国した後、その手記が掲載されていた。 その要約は以下の通り 「自分はミャンマーの人材派遣会社の紹介によって、カタールに出稼ぎに行った。 人材派遣会社の話では給料は600ドルという条件だった。だから、自分はその仕事に申し込んだ。 しかし、実際は600ドルではなく現地通貨の600だった。給料は200ドルさえなかった。 カタールは石油産出国で、ものすごく豊かな国だが、人口はやっと100万人を超えた程度。 人口の70%が外国人で、ほとんどがアジア方面からの出稼ぎ者で占められている。 石油以外の物品はすべて輸入品となるので、物価がものすごく高い。 だから、何も買うことができない。何も食うことができない。 現地の会社は食事の面倒見てくれない。 生活環境の悪さといったらない。 大型のコンテナに40~50人が詰め込まれ