■一夜にして1億人の新規ユーザー!ソーシャルお年玉の衝撃とインターネット金融―中国■ Red envelopes / Harald Groven ■お年玉もソーシャルで?! 2014年1月31日は旧正月。中国版紅白と呼ばれるCCTVの特番「春晩」がつまらなかった、爆竹で大気汚染が悪化、花火で火事多発といった毎年お決まりの旧正月ニュースが流れているが、新鮮だったのは「ソーシャルお年玉」の流行だ。 「ソーシャルお年玉」とは、“中国のLINE”微信(Wechat)が28日に開設した機能「微信紅包」(Wechatお年玉)のこと。特定の相手にお年玉を送る「普通紅包」(普通お年玉)と、「拼手气群红包」(運試しグループお年玉)の2つの機能がある。 特に遊ばれているのが後者だ。複数人のフレンドとチャットするグループチャットを対象としたもの。最大200元のお年玉をいくつかのお年玉袋に分けてプレゼントするのだ