某エントリーの話で、「なんでもかんでもクラウド化なのか?」というお話もご意見も多数頂戴いたしまして。一応念押しですが、そういうつもりはまったくないですよ。以下、個人的な補足メモです。会社の意見ではありません。一応、会社の公式声明は「できるものは、とっとクラウド化したほうがいいですよ。」です。 クラウド化の是非については、いろいろあるでしょう。ユーザーの所属する産業毎にシステムのあり方・考え方は違うでしょうし、当然クラウド化すべきだという意見や、いやそもそも無理があるという意見もあると思います。ただ、今までのように先例がないから無理、という理屈は通用しなくなっているのが現状でしょう。その意味では無茶な理屈ではなく、普通に選択肢としてクラウド化が候補になっている、と思います。その上で、クラウド化しない、するという議論が普通にできる状態になりつつあると思います。 そんな中でいろいろ思うところをち
[速報]Googleが「Google Compute Engine」発表! IaaS型クラウドでAmazonクラウド対抗へ。Google I/O 2012 Googleは現在サンフランシスコで開催中のイベント「Google I/O」において、IaaS型クラウドの「Google Comute Engine」を発表しました。 これまでGoogleはクラウド上でPythonやJavaを実行できる「Google App Engine」を提供してきましたが、新しい「Google Compute Engine」はLinux仮想マシンをオンデマンドで提供するIaaS型のクラウドです。ストレージサービスとなる「Google Cloud Storage」も発表されました。 Google I/OでのGoogle Compute Engine発表 GoogleのSVP Technical Infrastruct
NTTコミュニケーションズは、オープンソースのクラウド基盤「CloudStack」を採用したパブリッククラウドの「Cloudn」(クラウド・エヌ)を、国内データセンターでも提供を開始すると発表しました。 Cloudnは従量課金制のIaaS型クラウドで、個人でも利用可能。CentOS、Ubuntu、Windows Server 2008などのOSが選択でき、データ転送量は無料、ファイアウォール、ロードバランサーの利用も無料。月額料金には上限が設けられており、最小構成では月額上限が945円と手頃な価格になっています。 Cloudnは、今年の3月30日に米国データセンターでサービスを開始。今回の国内データセンターの開始に伴い、料金や提供サービスなどはそのままで、利用者は米国もしくは日本のデータセンターのどちらを利用するか、管理画面から選択可能になります。 特にデータセンター間での転送料金がかから
ソーシャルゲームベンダのクラウド クラウド、とくにIaaSを利用しているユーザの中で、メインユーザとして名前が挙がるのが「ソーシャルゲーム」を作成する「ソーシャルゲームベンダ」です。ヒットすれば、大量のアクセスが来て複数のサーバを準備しなければなりませんが、ゲームがまったくヒットしなければ購入したサーバは無駄になってしまいます。 今までの物理サーバであれば、サービスの需要に合せてサーバ数を増減させるということはできませんでしたが、クラウド(=IaaS)の場合は、サーバ数の増減が可能です。リリースしたソーシャルゲームがヒットすればサーバを増やしたり、性能をあげることもできますし、人気が無くなればサーバをすぐに減らすことも可能です。 このように理屈の上では「ソーシャルゲーム」とクラウド(=IaaS)は、非常に相性が良いと思いますが、実際のところはソーシャルゲームベンダはどのようにクラウドを利用
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