前回の記事「放射化した日本人」で、日本から避難してきた母子(YMさん)について報告をさせていただきました。この親子に続いて、現在受け入れている別の家族の身内の方が1名避難して来ましたので、この方の状況について簡潔にお知らせします。 ■予想を超えた放射化レベル この方(ANさん)は50代後半、千葉県八千代市に住んでいる主婦の方です。現在こちらに居る家族とは4月上旬に一緒にフィリピンに避難していたのですが、日本での所要がまだ終わっていないという理由で、治療を受けず4月半ばに日本へ帰国しています。 今月9日に再びフィリピンに到着し、隔離部屋が空くのをホテルで数日待っていただいてから被曝治療に入りました。治療前に感覚的放射化レベル(前回の記事を参照)をスタッフで測定したところおよそ6~7m。前の患者さんであるYMさん親子の倍以上の到達距離です。例えて言うなら玄関の外に立たれると、室内の炊事場で水仕
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