義援金、東電からの補償金が生活保護基準を超えると、保護は打ち切り? 飯舘村の被害者を悩ます新たな難題(1) - 11/05/24 | 12:13 東京電力福島第一原発事故を受けて、計画的非難区域の指定を受けた福島県飯舘村では、村民による村外への避難移動が相次いでいる。5月18日現在、住民台帳ベースで6587名の全人口のうち、村が手配した施設への避難66名、自主避難3166名と、ほぼ半数の住民が避難した。 このように、数字上では順調に進展しているようにも見えるが、個々の住民の間には、別の深刻な問題も発生し始めている。その1つが、小学生など通学の問題だ。学校も避難対象となったため、現在、村では近隣の川俣町の学校への転校を進めているが、避難者の中には、近隣の自治体ではなく、遠隔地の猪苗代町、蓑輪町への避難を余儀なくされた人たちもいる。それらの地域から川俣町の学校まで、村役場では通学バスを活用し