【ジョン・ミッチェル特約通信員】2016年には、米海兵隊員の男が東京在住の女性を沖縄の基地内で暴行したとして除隊処分を受けていた。女性の国籍は不明。 米海軍捜査局(NCIS)の捜査報告書によると、男は女性に性交渉を迫り、拒否されても金銭の支払いを持ち掛けた。
誰にとっても通信速度は遅いより速い方がいいけど、情報の速さで利益を出している高頻度アルゴリズム取引業者にとっては、通信速度は死活問題だ。そういった業者のために、証券取引所間のレイテンシをマイクロ秒単位で減らすネットワークが、数百億~数千億円というお金を使って構築されている。ここではそういうネットワークについて書いてみよう。 いつの時代でも、証券取引の参加者にとって、他の証券取引所の状況をいち早く知ることは重要だった。他の人が知らない取引状況を知っていれば、それはある意味ちょっとだけ未来を知っているのと同じようなもので、わずかな時間とはいえ有利な売買ができるからだ。そのために昔から市場参加者は伝書鳩や電話などあらゆる方法で早く情報を得ようとしていた。とはいえ、人間がすべての注文を出していた時代は通信速度を極端に最適化してもあまり意味がなかったが、コンピュータを使ったアルゴリズム取引が一般化す
昨日の日記の読者から、厚生労働省社会・援護局保護課長の「生活保護行政を適正に運営するための手引について」(平成18年3月30日社援保発第0330001号、平成26年4月25日社援保発0425第3号で改正)において、本人同意を取得するよう「手引」されている、という趣旨の御指摘をいただいた。当該通知の「まとめ」を見てみよう。 ア 生活保護の適用や被保護者の支援に当たって、必要な被保護者の病状を把握するための被保護者の病状調査について、法第50条第1項及び指定医療機関医療担当規程第7条に基づく調査を行い、または、法第50条第2項に基づく指導を行った場合には、本人の同意なしに回答(個人情報の提供)を得ることが可能である。 イ 資産や収入の状況等(例:預貯金、生命保険、年金、労災保険等)については、法第29条に基づく関係先調査を行い、これを根拠として回答(個人情報の提供)を得ることが可能である。なお
『捜査研究』の今月号(No.803)を読んでいたところ、東京地方検察庁検事の宮田英典が書いた『路上における強制わいせつ事件について,「尤度比」を用いて犯人性立証を試みた事案』(pp.92-104)という論文に行き当たった。DNA鑑定で3人以上の混合DNA型が検出された際に、被疑者を含む混合DNA型であるかどうかを、統計学的手法を用いて検討したものらしい。ところが、「尤度比」を検討しているはずの論文なのに、独立事象と従属事象の違いすら理解しておらず、ハチャメチャな結果が導かれていた。 尤度比とは,前述のとおり,互いに相反する2つの仮説を立てた場合に,それぞれの仮説が起こる確率の比を表すものであり,筆者なりの表現をすれば,「仮説Aと,仮説Bがある場合,どちらの仮説が起こる可能性が高いのか比べる」ということであろう。
先日Adobeから発表された貂明朝の漢字6469字を、ざっと調べてみた。第一水準漢字2965字、第二水準漢字3390字、第三水準の常用漢字4字、第三水準の人名用漢字105字に加えて、「仝」「强」「邛」「髙」「𠮷」が含まれているようだ。うーん、せめて第三水準漢字フルサポート、ってわけに行かなかったんだろうか…。
私(安岡孝一)の昨日の日記に対して、平成明朝体W3には「㍻」が収録されていたはずだ、との御意見をいただいた。『文字フォント開発・普及センターのあゆみ』(日本規格協会、平成9年3月)の別冊を見てみると、FDPC追加の4区が と並んでいて、確かに「㍻」が含まれている。ただ、FDPC追加分の開発は平成3~4年度なので、Unicode 1.0の発表より少し後であり、平成明朝体W3がUnicode 1.0に影響を与えたとは考えにくい。というか、もし平成明朝体W3のFDPC追加分が、そのままUnicode 1.0に収録されたのなら、「有限会社」の合字(のちのCID+8321)や「財団法人」の合字(のちのCID+8322)が、FDPC追加分にあるにもかかわらず、現在もUnicodeに収録されていないことの説明がつかない。Unicode 1.0の「㍻」と、平成明朝体W3の「㍻」は、それぞれ独立に収録された
私(安岡孝一)の2016年8月8日の日記の読者から、U+337B「㍻」は、いつUnicodeに収録されたのか、という趣旨の御質問をいただいた。『Unicode 1.0』のVolume 1 (Addison-Wesley, 1991年10月)時点で、すでに収録(p.358, p.361)されており、「最初から」というのが答である。ただ、p.595のマッピングテーブルを見る限り、「㍾」「㍽」「㍼」は、それぞれAX(Microsoft版Shift-JIS)の878D・878E・878Fにマッピングされているが、「㍻」に関するマッピングは示されていない。ふーむ…。
世間ではまだまだ藤井ブームのようで、TVの年末特集でも将棋が話題になっているのをみかけます。将棋サークルや教室にも将棋を覚えたい子供が多く来訪していて、このまま将棋が盛り上がるといいなと思います。 さて、藤井ブームということなのか、なんと!藤井猛九段の新刊が出版されます。12月22日発売とのことですので、私は書い忘れのないように予約しました。書籍の内容紹介を見ると、私のように伸び悩んでいる人向けの本なのかな、と思います。 四間飛車上達法目次 第1章 対抗形とは何か──駒組みの基本と隠された仕組み 第2章 攻めについて――6七銀型と棒銀 第3章 一手争いについて――7八銀型と右銀急戦 第4章 主導権をにぎったら――持久戦と6六銀型 第5章 攻めエリアを拡大せよ――5六銀型と藤井システム 内容紹介 (前略) たとえば「待つ」とはどういうことなのでしょう? 「振り飛車はここで▲4六歩と突いて待つ
入門者向け alt属性の書き方アドバイス Web Accessibility Advent Calendar 2017
藤村幸三郎著「推理パズル」(1955年、小山書店刊)に、将棋で最初の駒配置から先手後手協力して7手で後手玉を詰ます手順の問題が「ばか詰み」の題で載っています。解答の説明の中に「これは昭和18年に提案した問題」とあります。 わたしは詰将棋の歴史を研究している者で、この昭和18年の提案という内容を知りたいのですが、ネットや国会図書館の蔵書を当たっても見つかりません。 どなたか提案の媒体についてご存知の方がいたら教えていただきたいのでよろしくお願いします。 なお、草場さんとは大昔にご縁がありまして、「なかよし村とゲームの木」のメンバーカード(No.88)と、月刊「芸夢通信」(1982.4創刊号~1987.12通巻56号)はいまだにもっています。
はじめに 気を付けていても、ふとした瞬間に右辺値参照の寿命を切らすことがあります。 これはコンパイラの種別・バージョン・最適化オプションによって、たまたま動いたり動かなかったりするので結構しんどい問題です。 今回、平成最後のアドベントカレンダーということもあり、いや関係ないですが、恥を忍んで実際に寿命を切らしてしまった事例と対策を紹介します。 事例1: std::minmax で殺られた auto mm = std::minmax(5, 6); std::cout << "min:" << mm.first << " max:" << mm.second << std::endl;
建物屋根の上で羽根を休めるハト(2017年1月26日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / Abd Doumany 【12月5日 AFP】ハトが一般に考えられているよりも利口である可能性があるとした研究論文が4日、米科学誌カレント・バイオロジー(Current Biology)に発表された。論文によると、ヒトや類人猿とほぼ同様にハトも時間と空間を判断できることが分かったという。 今回の論文は、鳥や爬虫(はちゅう)類、魚などのいわゆる下等な動物が高度な意思決定能力を備えていることを示した最新の研究結果だ。 論文を執筆した米アイオワ大学(University of Iowa)のエドワード・ワッサーマン(Edward Wasserman)教授(実験心理学)は「実際に、ハトの優れた認知能力は今や、ヒトやその他の霊長類の両方の認知能力にますます近いものとみなされるようになっている」と話す。
沖縄県の石垣島などで約1万2千人の犠牲者が出た1771年の八重山津波と同規模の津波が、過去2千年間に少なくとも4回発生していたことが、静岡大や琉球大などのチームの研究でわかった。4日、チームが発表した。 この津波は「明和の大津波」とも呼ばれ、石垣島では標高30メートルまで遡上(そじょう)した。島に打ち上げられた巨石などから繰り返し津波があったことは研究されていたが、農地開発で被害の痕跡が十分に残っておらず詳しい年代はわからなかった。 チームは石垣島北東部にある牧場で、長さ120メートル、深さ2メートルの溝(トレンチ)を掘って調査したところ、貝殻など4回分の津波による痕跡を確認した。最新の痕跡は246年前の八重山津波で、最も古いものは約1300~2800年前に発生していた。このことから大津波がおよそ600年間隔で発生していることがわかったという。 調査地点では地割れもみつかり、チームは琉球海
Research, Science & environment MACHOs are dead. WIMPs are a no-show. Say hello to SIMPs. By Robert Sanders Conventional WIMP theories predict that dark matter particles rarely interact. Murayama and Hochberg predict that dark matter SIMPs, comprised of a quark and an antiquark, would collide and interact, producing noticeable effects when the dark matter in galaxies collide. (Kavli IPMU graphic)
2015年7月22日 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU) 1. 発表者 村山斉 (むらやま・ひとし) 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU) 機構長/特任教授/主任研究員 村山 斉 Kavli IPMU 機構長 2. 発表のポイント 従来のダークマターに関する理論とは大きく考え方の異なる新理論を発表した。 新理論によるとダークマターは、湯川粒子とも呼ばれる1935年に湯川 秀樹博士が提唱したパイ中間子と大変似た性質を持つことが示された。 南部理論に基づく湯川粒子の性質が、ダークマターとしてふさわしいことを指摘した。 新理論は銀河のダークマター分布において従来問題とされてきた、観測とコンピューターシュミレーションとのズレを説明出来ることが分かった。 3. 発表概要 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機
売り子さんは知らない? “Windows 10のストア”の世界:その知識、ホントに正しい? Windowsにまつわる都市伝説(98)(1/3 ページ) 前回は、Windows 10の「メモリ管理」機能の変更を取り上げました。覚えておいてほしい教訓は、そうした変更を知らないまま、従来の知識だけで何とかしようとすると、状況をかえって悪くしかねないということです。今回は、単なる、そしてちょっとした“表現”の違いの話ですが、実は結構重要なことです。 Windowsにまつわる都市伝説 心機一転、「Microsoft Store」の開店です! Microsoftは、ころころと「名称」を変えるのが好きな会社のようです。そして、筆者のような物書きにとって、突然の名称変更は少し困ったことになります(特に書籍など)。 Windows 10 Fall Creators Updateのリリースと同じタイミングで、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く