日本の府省ウェブサイトの残存率:WARPにおける調査 ◯はじめに 国立国会図書館はインターネット資料収集保存事業(WARP)を実施している。情報の書き換えや削除が頻繁に行われるウェブサイトを保存して,永続的にアクセスできるようにするのが本事業の目的である。それでは,ウェブサイト上の情報は時間の経過とともにどのくらい消えていくのだろうか?その実状を把握するため,WARPで収集したデータを用いて分析を行った。 なお,本分析の結果は,WARPのウェブサイトの「特色あるコレクション>国の機関サイトの残存率」でも公表している。2015年11月の公表当初はURLによる分析結果のみを紹介していたが,その後に改訂してハッシュ値による分析結果も掲載した。グラフを用いて紹介しているので併せてご覧いただきたい。 ◯分析対象 WARPでは国立国会図書館法に基づき公的機関のウェブサイトを網羅的に収集している(E95
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