私(安岡孝一)の11月12日の日記の読者から、「ロボットは東大に入れるか」(東京大学出版会、2018年9月)を読んでみてほしい、との御連絡をいただいた。読んでみたところ、67ページに 大学入試の「国語」は,現代文,古文,漢文の3つに分けられる.このうち,古文と漢文は,受験生にとってほとんど外国語のようなものであり,外国語と同じように単語や文法を覚え,現代日本語に翻訳する能力を身につけることが,主要な対策となる.実際,古文や漢文の問題は,単語や文法の知識を問う問題や現代文に翻訳する問題,および,それに基づく内容理解の問題が出題されるため,このような対策は有効であり,コンピュータで解く場合でも,同様のアプローチをとることになる.