ブックマーク / snowymoon.hateblo.jp (9)

  • 「正しい科学知識を伝えれば理解してくれるはず」という誤解 - 雪見、月見、花見。

    老舗グルメ漫画の「美味しんぼ」が、作中で福島原発からの被曝による鼻血の描写をしたとして議論を呼んでいます。 「美味しんぼ 福島の真実編」抗議相次ぐ 「科学的にありえない」 (産経新聞) - Yahoo!ニュース 「科学的根拠の無い描写で、風評被害につながる。けしからん!」と美味しんぼ側に抗議する声もあれば、「国や学者はこんな被害の真実を隠蔽してる。けしからん!」と称賛する声もあるようです。 一応立場を表明しておきますと、私はどちらかと言えば前者寄りで、被曝による鼻血という因果関係には懐疑的なのですが、今日は放射線で鼻血が出るかどうかについて、深く掘り下げるつもりはありません。 今日のテーマにしたいのは、たまたま見かけたこちらのまとめです。 美味しんぼ問題が全くナンセンスである医学的理由 - Togetterまとめ 「そもそも鼻血が出るメカニズムは」という基的なところから「放射線による鼻血

    「正しい科学知識を伝えれば理解してくれるはず」という誤解 - 雪見、月見、花見。
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    zu2 2014/05/19
  • 年金は既に崩壊してる - 雪見、月見、花見。

    少し前の話ですが、年金未納者に対して強制徴収をするよというニュースがありました。 国民年金保険料、年収400万円以上の滞納者からは強制徴収へ 財産差し押さえも もう少し前では年金支給年齢の引き上げも議論になっていました。 100年安心なはずなのに、なぜ年金の支給開始年齢引上げ? そうでなくとも、町を歩けば、 「老後の備えは年金だけでは足りない!」 「自分で老後に備える自分年金大作戦!」 のようなや雑誌のキャッチがたくさん目に入りますし、 話をすれば、 「老後の生活費いくらかかるんだろう」 「老人ホームに入るのは何千万も要るって言うじゃない」 「老後のためにお金貯めなきゃ」 のようなつぶやきも多く聞かれます。 これらの様子を見ていると私は思うんです。 ああ、やっぱり年金って崩壊したんだなぁ って。 「崩壊しそうなんだなー」ではなく「崩壊したんだなー」。 過去形です。 まだ積立金がなくなった

    年金は既に崩壊してる - 雪見、月見、花見。
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    zu2 2014/01/30
  • 眠らない街 ~24時間戦えますか~ - 雪見、月見、花見。

    コンビニエンスストアってその名の通り便利です。 だいたい欲しいものが調度良い分量でそろってますし、お金を下ろしたり何なりと各種サービスも受けられます。 そして、何と言ってもその営業時間です。24時間365日、いつでも開いています。いつ行っても閉まっていることがない、この便利さは相当なものです。 おかげで、私たちは、仕事で遅くなった帰りに何か必要なものができても、たいていの場合、急場を凌ぐことができるのです。 それにひきかえ、銀行や役所はなんでしょう。 平日の日中しか空いていません。 銀行にいたっては15時までだったりもします。 そんなの独り身社会人からすれば、魔の時間帯です。残業時間帯どころか日中です。抜けられるはずがないじゃないですか。 各種手続きしたくてもどうしろと言うのでしょう。 実際、どうしても急用で銀行や役所に行かないといけない時は当に困ります。無理を行って職場から駆け出して、

    眠らない街 ~24時間戦えますか~ - 雪見、月見、花見。
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    zu2 2013/12/23
  • 仕事が無いなら仕事を作ればいいじゃない ~市場のコンビニ化作戦~ - 雪見、月見、花見。

    「労働豊作貧乏シリーズ」続きです。 前回までの「労働豊作貧乏」シリーズ記事 ①過労死するほど仕事があって、自殺するほど仕事が無い - 雪見、月見、花見。 ②今、社会が労働豊作貧乏時代になっているワケ - 雪見、月見、花見。 (コラム)第三次世界大戦は既に始まってるのかも ~産業と戦争の関係と歴史~ - 雪見、月見、花見。 ③「働かざるものうべからず」の呪縛 ~ブラック会社?いいえ、ブラック社会です~ - 雪見、月見、花見。 ④過剰な労働力供給には神様も手が出せない!? ~市場原理の誤算~ - 雪見、月見、花見。 今まで、労働力が余っている現状やその理由、そしてそこから抜け出せない悪循環の仕組みなどを見てきました。 今の時代に至り、ついに私たちの生産力が私たちの消費力の限界を突破したこと、私たちの心に根強く染み付いている「働かざるものうべからず」の呪縛、自由であるはずの市場原理に潜む不自

    仕事が無いなら仕事を作ればいいじゃない ~市場のコンビニ化作戦~ - 雪見、月見、花見。
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    zu2 2013/12/23
  • 第三次世界大戦は既に始まってるのかも ~産業と戦争の関係と歴史~ - 雪見、月見、花見。

    前二回に渡って「労働豊作貧乏」についてのお話をしてきました。まだこの問題についての議論の続きはたんまりあるのですけれど、今回はちょっと脱線です。 前回、文中で「第二次世界大戦は工業の戦争でした」と、サラリと述べましたのですが、この「産業と戦争の関係の歴史」というテーマ、実は非常に興味深いところなんです。是非、皆さんとも一緒に共有したいので、コラム的にちょっと見て行きたいと思います。 前回までの「労働豊作貧乏」シリーズ記事 ①過労死するほど仕事があって、自殺するほど仕事が無い - 雪見、月見、花見。 ②今、社会が労働豊作貧乏時代になっているワケ - 雪見、月見、花見。 ・・・ということで、またタイムスリップの準備をお願いします!(えーっ) *農業の戦争 戦争を「人と人とが争うもの」と定義すると、最初の戦争は「農業の戦争」として始まります(ですから、狩猟時代は人と動物の戦争とも言えます)。 前

    第三次世界大戦は既に始まってるのかも ~産業と戦争の関係と歴史~ - 雪見、月見、花見。
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    zu2 2013/12/23
  • 過剰な労働力供給には神様も手が出せない!? ~市場原理の誤算~ - 雪見、月見、花見。

    早いもので明日が総選挙ですね。 今年は、中国共産党大会していたり、アメリカで大統領選やっていたり、日の総選挙の後で韓国も大統領選が控えていたり、とても政治が動いた一年でした。 さて、そんな世界各国どこでも選挙にあたって議題になるテーマがあります。 それは「雇用問題」です。 ――失業率を減らします、雇用を創出します 聞き慣れた(聞き飽きた?)こんな主張は日だけのものでなく、案外各国で言われているのです。中国こそ一応共産主義ではありますけれど、日アメリカ韓国は資主義社会ですし、ここに出てないヨーロッパの先進国でも当然同様の問題が言われています。 そう、雇用は足りていません――すなわち労働力は余っているのです、世界的に。 なぜ、こうなってしまうのでしょう? というわけで、少し間をあけましたが「労働豊作貧乏」シリーズの続きになります。 前回、「働かざるものうべからず」という標語の危

    過剰な労働力供給には神様も手が出せない!? ~市場原理の誤算~ - 雪見、月見、花見。
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    zu2 2013/12/23
    “第三次世界大戦は既に始まってるのかも ~産業と戦争の関係と歴史~ - 雪見、月見、花見。”
  • 「働かざるもの食うべからず」の呪縛 ~ブラック会社?いいえ、ブラック社会です~ - 雪見、月見、花見。

    労働豊作貧乏のお話の続きです。 前回までのあらすじを振り返りますと、 ・「過労死するほど仕事があって、自殺するほど仕事が無い」という日の労働環境の惨状はつまり「労働力が余っている」ということ。 ・労働力が余ってきたのは人類が長年かけて行なってきた生産性の向上が、ついに人々の消費力という大台を超えてしまったから。 ・農業が飽和して、工業が飽和して、今はついにサービス業が飽和しつつある時代。 という感じでしたね。 前回までの「労働豊作貧乏」シリーズ記事 ①過労死するほど仕事があって、自殺するほど仕事が無い - 雪見、月見、花見。 ②今、社会が労働豊作貧乏時代になっているワケ - 雪見、月見、花見。 (コラム)第三次世界大戦は既に始まってるのかも ~産業と戦争の関係と歴史~ - 雪見、月見、花見。 さて、この全体像を見ていますと、当然ある疑問が沸き上がってくると思います。 「社会に事もモノも

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    zu2 2013/12/23
  • 宝くじを買う人が情弱とは限らない - 雪見、月見、花見。

    こんな記事があったんですけれど、 宝くじを買うのって情弱な人だけでしょ 読んでみて、ああもう、モヤモヤが止まりません。 この記事の主旨は大きく2つです。 ①宝くじは換金率が超悪いので、こんなものでお金をゲットしようとするのは愚かな人間 ②宝くじは運の要素しかないので、こんなものに頼るのは自分で人生を切り開く意志が薄弱な愚かな人間 この2点を併せて「宝くじを買う人は情弱(情報弱者)だ」と筆者は断じてらっしゃいます。 ええ、宝くじというものの換金率が悪いことと、運の要素が強いことは確かです。 ぶっちゃけ、私も宝くじを基的に買わない人間で、その理由としてこの2点の影響が無いとは言えません。 ただ、私がこの記事を読んでモヤモヤが抑えきれないのは、ここまで人を情弱呼ばわりしておきながら、宝くじを評価するための「情報」の挙げ方が非常に偏っていることです。 宝くじの短所ばかりを挙げて責めてはいるのです

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    zu2 2013/12/23
  • 「自由」には「自己責任」が伴う? - 雪見、月見、花見。

    前回の「自由には責任が伴う」の内容について、id:creep07さんに記事をいただきました!(自由と責任 - 自由日記) ありがとうございます♪ で、creep07さんが仰る通り、 「自由に責任が伴う」というのは自由を手にする変わりに「何かをしなければならない」とか「何かをしてはならない」という義務的な意味ではなくて、自由を 行使することによって、その行為がいかなる結果を招こうとも、自分で受け入れなければならないという意味なのではないでしょうか。 というのが、やっぱり一般的な「自由には責任が伴う」の解釈だと思います。まことにごもっともだと思います。 じゃあ、それなのに前回私がなぜ「義務」の話にしたかといいますと、この問題についてcreep07さんが言われるような「自己責任」の範囲から逸脱して、なんだかんだで「義務」の話に持っていく人が多いからなんです。 例えば、某政党の憲法改正草案なんです

    「自由」には「自己責任」が伴う? - 雪見、月見、花見。
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    zu2 2013/02/09
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