将棋の棋譜中継にはFlashが用いられていたが、Flashそのものがサポート終了になるという問題があった。このことについては何度かこのブログで触れた。 そして一昨日、マイナビ女子オープンの中継があった(https://book.mynavi.jp/shogi/mynavi-open/result/14/mynavi202101080101.html)。見事にJavaScriptに移行されていた。 ありがたや。
将棋の棋譜中継にはFlashが用いられていたが、Flashそのものがサポート終了になるという問題があった。このことについては何度かこのブログで触れた。 そして一昨日、マイナビ女子オープンの中継があった(https://book.mynavi.jp/shogi/mynavi-open/result/14/mynavi202101080101.html)。見事にJavaScriptに移行されていた。 ありがたや。
愛用しているMATLABであるが、この言語、printfという名前の関数がない。コマンドウィンドウに値などを出力したいときには、行の末尾にセミコロンをつけないのが最も簡単な方法となる。 例えば、 a = 1; %出力されない a = 1 %以下出力 a = 1 といった具合である。 また、dispというコマンドもある。Rubyでいう"p"のような役割の関数である。 b = [2; 3]; disp(b) %以下出力 2 3 そして、printfはないがfprintfがCでいうprintfの役割になったりする。 fprintf("%03d\n", 4) %以下出力 004 このfprintfの使い方、わりと最近まで知らなかった。disp関数は強制的に改行されるが、fprintfは改行したくないときに便利である。
AdobeのFlashがそろそろサポート対象外となるとのことで、アンインストールを勧める通知が来た。そういうわけでアンインストールした。 そんなこんなで、今、将棋の棋譜中継が見られない状況にある。多分現在、まだJavaScript版の棋譜中継はないと思うが、今後はどうなるのだろう。棋譜配信はスマホアプリ限定になるのだろうか。スマホアプリは作業が手につかなくなるので私は導入しないことにしており、中継ブログの図面だけでタイトル戦を楽しんでいる。 昨今、プロ棋士が将棋実況動画をYouTubeに上げてくださっているので、たとえ棋譜中継がなくてもそれで満足だったりはする。
ハム将棋のドメインが消えた。 ハム将棋のことを知ったのは、確か、将棋連盟の『ご主人様、王手です』を見たときだったような記憶があるが、定かではない。その頃の私はまだハム将棋にまるで歯が立たなかった。ハム将棋に勝つために棋書を買ったりプロの将棋を観戦したりして、ハムと互角くらいになった。私は人間と指さずにひたすらハムと指していたのだった。 その後、江東区にあった将棋センターで将棋を指したり、ねこまどの将棋カフェで将棋を指したり、江古田のお好み焼き屋で将棋を指したりした。対人戦も勝ったり負けたりであったが、ハム将棋に鍛えられたおかげか、それほどひどい負け方はしなかった気がする。対人戦で何勝かできたのは、ハムのおかげである。 そんなかたわら、書店でふと見かけた『Java将棋のアルゴリズム』(https://www.amazon.co.jp/dp/477751241X)がきっかけでソフトを作ってみた
ここ十年間くらい、ずっと研究テーマは音声の解明だった。音声認識でも音声合成でもなく、サイエンスとしての音声の解明である。 どこから攻めようかと考えた挙げ句、子音を最初に攻めることにした。そしてなんとなく形になってきたので昨年の十月に発表した。まだ中途半端であるが、今は子音ではなく別のところを攻めている。 なお、今のところの私の子音に関する見解は、例えば音声認識をするにあたり、diphoneを考慮していればパワースペクトル系列から子音は読みとれるというものである(monophoneでは駄目)。別の言い方をすれば、特に新しいことをしなくても、機械に大量のデータを入れればそれなりの性能が得られるはずだということである。なんのために手作業の信号処理で子音の研究をしていたのかが分からなくなる結論ではある。 まあ、そんな研究をしていると、YouTubeなどで歌声を聞いたりして、なんで人間にはこんな声が
とある女流棋士がYouTubeに詰将棋の問題と解説をそれなりの頻度でアップロードしている。 私は詰将棋が好きではないので最初は見ていなかった。詰将棋が嫌いだった理由は、ただしらみつぶしに王手していくパズルだと思っていたからである。 ある日、ふと、その詰将棋動画を見て、女流棋士の話を聞いているうちに、詰将棋はかなり戦略的に王手していくパズルであるということが分かった。しらみつぶしではなかった。それ以来、詰将棋の動画を見続けていたら、なんと先日は実戦形の七手詰が解けてしまった。数ヶ月前には絶対に七手など解けないと思っていたが、毎回のヒントや解説を見ているうちに力がついていたらしい。 実のところ、詰将棋はハンドブックシリーズと呼ばれる本を二冊持っているのであるが、まるで解けるようにならなかった。この動画のヒントと解説で棋力が向上したようである。 なお、一連の動画は現在、五手と七手が主流になってい
私が作った将棋ソフトの『こまお』はジオシティーズの閉鎖に伴い一度消え、その後いろいろあってうさぴょんさんのスペースで復活した。その消えている間にいくつかのミラーサイトが立ち上がったらしく、このミラーサイトについてどのようなスタンスをとるのがいいのか決めかねている。 本家のこまおが復活したらミラーサイトは消えるのかなとも思っていたが、どうやら消える様子はなさそうである。といって消えてほしいと思っているわけでもなく、存続してほしいと思っているわけでもない。今のところ困ったことにはなっていないようであるが、ユーザの方々は困ったりするんだろうか。 消えたものが本人の意思とは関係なく復活するという状況が、なんとなく『AI美空ひばり』と似ているなあと思っている。
今までずっとオブジェクト指向を避けて通ってきた。C言語とかのような書き方でも、充分に作業ができてしまうからである。でも、なんとなく一度はオブジェクト指向に挑戦してみてもいいのではないかと思い、Pythonで頑張っている。頑張ってはいるのだが、どうしてもオブジェクト指向っぽくならず、単に構造体をclassと読み替えただけのコードになってしまっている。 もはや私にはオブジェクト指向は無理なのかなあとか思いつつ、それでも頑張ってみている。 なぜ頑張っているのかというと、話は2010年代初頭までさかのぼる。とある学会の会合で大御所のシニア研究者三名に若手がいろいろと質問をするという企画が立ち上がった。事前に集められた質問の中に、「失礼ですが先生方のピークはいつ頃でしたか?」というものがあり、三人のシニア研究者が三人とも「三十代でした」と答えた。実際に私が四十歳になってみると、やはり頭の回転が鈍って
学生の頃から慣れ親しんでいるMATLABであるが、最近になってアルファベット以外の文字を使い始めた。その際、Windows版のMATLABではUTF-8で書いた文字が文字化けしてしまっていた。Shift-JISでコードを書かないと文字化けするようであった。 そのあたりのことを検索してみて分かったのは、みんなそのあたりで苦労している、ということであった。 とりあえず、私としては以下のように対処することにした。 まず、UTF-8でテキストファイルを書く(ファイル名は "testText.txt" とした)。 おはよう世の中 そして、以下のようなスクリプトで、テキストファイルを文字コードを指定して読み込む(fopenの第4引数で指定する)。 fid = fopen('testText.txt', 'r', 'n', 'utf-8'); s = fscanf(fid, '%s'); fclose(
前回のエントリ(MATLABでハローワールド - 日々のメモ)で、日本語の文字コードのあたりのことをごちゃごちゃと書いたが、半角英数であれば文字の表示は難しいことではない。 disp('hello') で済む。 というか、 'hello' でもいい。 そもそもMATLABの得意分野は文字列演算ではなく行列演算なので、MATLABが正しく動くかどうかを試したいだけならば、 1 + 1 で、 "2" が出力されることを確認すればいい。
普段はWindowsを使っているが、たまにLinuxを使うと秘密基地にもぐったような気分に浸れる。昨日、gccを使ってCの実行ファイルの速度を確かめてみたくなり、久々にLinuxをいじったのである。結果、PythonよりCのほうが10倍以上速かった。 それはそれとして、WindowsにCコンパイラの決定版みたいなのがなぜないのかが分からない。既存のものといえばVisual StudioとかMinGWとかBorlandとかいずれにせよ何かしら設定が必要で、その上どことなくWindowsに悪影響を及ぼしそうで、インストールするのが怖い。あと、サポート切れも怖い。 さらにいえば、Javaのコンパイラももっと簡単にインストールできるようにならないものか(これもインストールしていない)。 MicrosoftはVisual Studio Codeというエディタの決定版みたいなのを作ったのだから、C/C
数年前から、AIという単語がニューラルネットワークと同義に使われている文章を見かけることが多くなった。でも、それはなんか違うよなあという気がする。AIは単なる機械学習ツールではないよなあと思う。 じゃあ何なのかというと定義が難しいが、そこには知能とは何かという問いについて答える何かが含まれているんじゃないかと思う。 テレビゲームの『ドラゴンクエスト4』とか『本将棋内藤九段将棋秘伝』とかは、AIであるという気がする。知能の問題に挑戦する姿勢が見てとれるからである。 AIではなくデータサイエンスという呼び名であれば気持ちは分かる。サイエンスとは大げさな呼び名だなあとは思うが、それなりに的確に分野を表している。対象が知能ではなくデータとなっているからである。
AdobeのFlashがそろそろ使えなくなるようである。Adobe社のどこにサポート終了のお知らせがあるのかが分からなかったので確かなことは知らないのであるが、検索するとサポート終了に関する記事がたくさん出てくるので、本当なのだろう。というか、二年くらい前にすでに終了に関する話は出ていたらしい。 今さらなぜそれを知ったのかといえば、ハム将棋さんの掲示板に書き込まれていたからである。 ハム将棋さん、なくなるのかあ。 そしてハム将棋さんと同じくらい気になるのは、将棋の棋譜中継のFlashである。例えば、竜王戦ならこんなページ。 2019年12月6日〜12月7日 七番勝負 第5局 広瀬章人竜王 対 豊島将之名人|第32期竜王戦 いまだにFlashのように見えるのだけれども、後継はどうなっているのだろう。
話そうと思えばいくらでも長くなりそうな話であるが、端的に書けば、普通の感覚では音声技術と三角比はそう簡単には結びつかないらしい。音声認識や音声合成の性能が上がって広く使われ始めて数年経つが(使われ始めているよね?)、そこに三角比やら積分やら確率が使われていることはどうやら思いもよらないようである。 そこで、何か声と三角比に関する簡単な説明でも書こうかなあと思ったのであるが、これが意外と難しい。三角比がなぜ声に関係してくるのかということを説明するのにものすごい数の文字と数式とグラフが必要になり、そんな長い説明は普通は読まないのだった。 やはりそういうことは半ば強制的に勉強させられる高校や大学でなければ、なかなか学ぶモチベーションは保てない。昨今、学校のありようやスタンスも多様化し始めているようであるが、やはり昔ながらのカリキュラムと座学は重要である。理解できなかったけど習った憶えはある、とい
とある三ヶ月前くらいに公開された音声コーパスにいくつか不備があり、これって作成者に報告すべきなのかなあと躊躇っている。なんか、余計な仕事を増やしてしまうようでどことなく申し訳ない。自分が使うかどうかも分からないし(いや、そのうち使おうと思ってダウンロードしたのであるが、あくまで「そのうち」である)、使い勝手のよさそうなコーパスなのですでに誰かが報告しているだろうという気もする。 不備というのは、欠けているファイルがいくつかあるということと(通し番号が飛んでいる)、文の途中で終わっているファイルがいくつかあるというものである。ラベルファイルもいくつか欠けている。 (ところで、あまり継続的にブログを書くつもりはないが、なぜかエントリが続いている。)
将棋ソフトの『こまお』がジオシティーズの閉鎖に伴って消えてしまったので、いまさらながらどうしたものかと検討中である。 ジオシティーズも最初の頃から比べると広告がこれでもかというくらいたくさん入ってきていたので、運営会社の経営状態がまずいのだろうなあと思っていたが、案の定の閉鎖であった。fc2も広告がたくさん入っていたり、niftyのホームページも無料版のサービスがなくなったりしていたので、これが世の中の標準的な動きなのであろう。 新しいスペースを探してみたが、広告の評判が悪いか、アクセスの評判が悪いかするので、引っ越し先を選ぶのが難しい。有料版は検討していない。こまおによる収入はないからである。 弱い将棋ソフトもいろいろと増えてきたので、こまおの役目は終わったと解釈する案もある。
で、コンピュータ将棋の駒落ちをどうしようかという話の続き。 前回はこれ(https://plus.google.com/u/0/108007043574812149024/posts/QRFvkprT4wm)。面白そうなんだけど、危ないかもなあという結論でした。 その後、まあ、いろいろと考えたんですが、やっぱり駒落ちの研究は面白そうなんですよ。あと、将棋とかのボードゲームは、ほかの人工知能の課題に比べると、現実の人間の活動への応用が難しくて悪影響は出づらい。というわけで、駒落ちの上手の話はやってみたいですね。指導のときに緩めるのはあとで考えるとして、まずはまともな駒落ちをなんとか。 そもそも、私自身が人間同士の駒落ちが好きなんですよ。上手も下手も好きです。 とある女流棋士が私に初めて駒落ち指導をしてくださったんですが、うまーく緩めつつ、いい勝負に誘導してくださって、でも、最後は華麗に9手く
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