公明党沖縄県本部(糸洲朝則代表=県議)は11日、那覇市の外務省沖縄事務所を訪れ、沖縄市の県道で4日、原付きバイクを運転していた男性が意識不明の重体で倒れていた件について、県警が在沖米海兵隊の少佐によるひき逃げ事件だと断定したことから、被害者への補償と米軍人・軍属の綱紀粛正などを求める抗議を行った。 席上、糸洲代表らは「(ひき逃げは)重大な犯罪だ。県民は激しい憤りを覚える」などと強く抗議。同事務所の中野大輔副所長は「(米軍側に再発防止と綱紀粛正を)働き掛けたい」と答えた。 また、同県本部は12日、防衛省沖縄防衛局(嘉手納町)にも同様の抗議を行った。