気の置けない仲とは言え、猫にプレッシャーを与えず顔のみポートレイトを撮るとすると、人間同様100mmあたり。このマクロレンズは旧ミノルタ用の半世紀前のレンズだが、モーター非内蔵なので、その解像感と柔らかい発色の美しさがミックスされた描写にもかかわらず、中古価格20K未満で手に入る。デジタル対応ではないが、後ろ玉のハレーションで悪影響が出るみたいなのも感じたことはない。 NEX-6で使う場合、AF内蔵のαマウントアダプターで使うわけだが、手振れ低減機構なし、開放測光、測距で瞬間絞り込みのための微妙なタイムラグが弱点だが(これは意識に引っかかるほど大きなラグではない)、ボディが小さくなる分、フィールドで振り回すにはかつての小型軽量フィルム一眼的な感じで、悪くないバランス。αマウントアダプターは、開放でイメージセンサーに依るAFを実現してくれているが、瞬間絞り込み測光となるので、レビューなしでは