千葉県船橋市は14日、共通番号(マイナンバー)制度の個人番号が記載された住民票の写しを市民が自動交付機で申請したのに、32人分46枚が番号未記載のまま交付されていたと発表した。 プログラムを構築した富士通の設定にミスがあったためで、市は15日以降、再交付に応じる。 市によると、同制度が始まった今月5日以降、印鑑登録に関する届け出を新たに行った市民が、印鑑登録証(磁気カード)を使って自動交付機で証明書を取得した場合、個人番号の項目が空白のまま発行される設定になっていた。 同じプログラムを使っている大阪府八尾市で13日、同様の問題が起き、船橋市が同社と調べていた。