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ブックマーク / techon.nikkeibp.co.jp (7)

  • 【走る 曲がる 止まる】「現代の名工」加藤博義氏は「フェアレディZ」に30点をつけた男 - 日経ものづくり - Tech-On!

    加藤博義氏が「現代の名工」に選ばれた。日産自動車のテストドライバーである。厚生労働省から「それぞれの職業部門において、卓越した現役の技能者であり、広く技能者の模範」というお墨つきをもらったことになる。加藤さんおめでとう。以下、文中の敬称は略します。 厚労省が認めたのは加藤の運転の技能である。しかし彼は「フェアレディZ」の開発で、それ以上の役割を果たしてきた。 2001年冬、栃木のテストコースにいた加藤は厚木(神奈川県)の設計にいる水野和敏を呼びつけた。水野はZの車両開発主管。直属ではないが、Zの仕事に関しては加藤の上司である。強烈な個性でZの開発を引っ張ってきた。周囲が震え上がる頑固親父でもある。 ▼操縦安定性、全然ダメ それでも加藤に遠慮はない。やってきた水野に言い放った。「親父っさん、だめだよ。そこら中に無駄な動きがある。ハンドルを切った瞬間に気持ち良くないし、エンジンの回り方

    zyugem
    zyugem 2010/03/08
    何このめんどくさい人。
  • SCMSの約束を反古にしたのは誰か - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    「CDから無制限のデジタル・コピーはできないはずだった。その約束がいつの間にか反古にされて,パソコンを使うと自由にコピーできるようになっていた。その経験がトラウマなんですよ」――。 Blu-ray Disc録画機とその媒体を私的録画補償金制度の対象に加える,いわゆる「Blu-ray課金」の実施が遅れているのはなぜか,を調べるために最近,取材に回っています。Blu-ray課金は2008年6月17日に突如,当時の文部科学大臣と経済産業大臣の「大臣合意」として実施が発表された政策です。 両大臣は合意の意図を,当時暗礁に乗り上げていた地デジ録画機向けの新しい著作権保護ルール「ダビング10」の実施に向けた「環境整備のため」と,それぞれの記者会見で説明しました。大臣の意図はすぐに効果を発揮し,直後の2008年6月19日,ダビング10の運用開始が急転直下,決定します。こうして北京五輪商戦にギリギリ間に合

  • 「まいど1号」の憂鬱 - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    正直,あまり気の進まない出張でした。東大阪の中小企業が作った人工衛星として名高い「まいど1号(SOHLA-1)」を取材するための大阪出張です。日経エレクトロニクス2009年5月18日号では,「1社に1台,人工衛星」と題して100kg以下の超小型衛星がエレクトロニクス業界に与えるインパクトについて特集しました。まいど1号は日の超小型衛星の中でも特に有名な衛星です。私自身,以前に書いたNEブログ「日の小型衛星ブームは物か」で取り上げました。この特集で,まいど1号を外すわけにはいきません。 何しろ,中小企業が力を合わせて作り上げた衛星です。マスコミも「中小企業の希望の星」「ものづくり日の底力」といったトーンで報道しています。普通なら取材の前に憂になる理由はありません。でも,どうも話が違うようなのです。 今回の人工衛星特集では,30件程度の取材を行いました。取材の中で,まいど1号の名前が

  • 廃熱を電力に変える技術のジレンマ - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    最初に手品,ではなく熱を音に変える実演の動画をご覧下さい。これは,なんの変哲もないプラスチックの管に,網目の大きさが数mm角の金網を差し入れ,それを加熱するだけ。それだけで,こんな音が鳴り始めるのです。 この現象は「熱音響現象」と呼ばれるもので,加熱された空気が金網の細かい網目を通過する際に,自発的に音に変わる非線形現象です。現象自体は日でも古くから知られ,岡山県岡山市にある吉備津神社ではこの音で吉凶を占う「鳴釜神事」がかなり昔から行われていたようです。ただし,熱を扱う各種製品で余計な音の発振現象としてやっかい視されることはあっても,実用に用いられることはほとんどありませんでした。 最近になって省エネルギーや新しいエネルギーへの注目が高まるにつれ,ようやくこの熱音響現象にも日が当たりつつあります。例えば,冒頭の実演を見せてくれた同志社大学 教授の渡辺好章氏の研究グループは,熱音響現象を利

    zyugem
    zyugem 2008/12/18
  • SI単位の功罪《訂正あり》 - 日経ものづくり - Tech-On!

    先日,ある独立行政法人の技術発表会に行ったところ,思いがけず「単位」について考えさせられることになった。その発表会とは,構造部材の機械力学的な試験法に関するものだが,そこでデモンストレーション用の表示機器に使われていた単位が「重量キログラム(kgf)」だったのである。 筆者に同行した記者が冗談めかして,先方の担当者に「半官半民の機関がSIじゃない単位なんて使って大丈夫なんですか」と聞いたところ,担当者は苦笑していた。そんなことを聞かれるとは思いもよらなかったのだろう。 『日経ものづくり』では原則としてSI単位を使っている。従って,力は「ニュートン(N)」,応力・圧力は「パスカル(Pa)」。kgfやkgf/mm2は,これらの単位に変換する。誤りがないように神経を使う作業の一つだ*。 * ちなみに,中学校の物理理科第1分野では2002年度から,1Nを「100gの物体に働く(およその)重力」とし

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    zyugem 2008/03/22
  • 日本で発売できないYouTubeテレビ - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    「いやあ,日ではコレは発売できませんねえ」。 2008 International CESでのひとコマです。説明員の言葉に,私は崩れ落ちそうになりました。 松下電器産業はCESの基調講演で,YouTubeとの提携を大々的に発表しました。YouTubeの動画を視聴できる機能を設けたテレビを2008年春に北米で発売します(Tech-On!関連記事)。時節柄,米大統領選の候補者がアップロードしたYouTube動画を見て,家族で政策論議を楽しめそうですね(米大統領選向けのYouTube特設サイト)。 さて,日ではいつごろ発売する予定なんですか? やはり春モデルから? と私が説明員に質問したところ,返ってきたのが冒頭の答えというわけです。 同社に限らず,テレビ・メーカーの方に話を伺うと「日市場向けのテレビにYouTube視聴機能は載せられない」と口を揃えます。理由の一つは,YouTubeが著作

    zyugem
    zyugem 2008/01/25
    アクトビラ?
  • 高収益企業なのに「給料が上がらない」の声 - 日経ものづくり - Tech-On!

    「A社の一体どこが明るいの? みんな元気がなくて暗いじゃない。あんなに頑張っているのに,社員の給料は全然上がらないって聞くよ」。ある工作機械メーカーの幹部が取材時にこう語った。A社はこの工作機械メーカーの顧客であり,工作機械が両者の擦り合わせを要する製品であることから,この工作機械メーカーはA社のことをよく知っている。おまけに,技術者同士の交流もあって,A社の技術者の「懐具合」もある程度把握しているようだ。 私はこの幹部の言葉に驚いた。A社は技術者に限らず,一般の人にもよく知られたブランド企業であり,日を代表する高収益企業でもあるからだ。ここしばらく,何度最高益を更新したか分からない。それなのに,その社内には元気がなく,社員の給料が上がっていないというのである。経済誌などで絶賛されるその会社や,その会社を率いるトップの姿の裏に,元気をなくした社員の姿があるとはにわかには信じがたい。思わず

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