3年前、札幌市で当時小学3年の男子児童が、中学生の男子生徒から性被害を受けて不登校になったとして、札幌市教委が「いじめ重大事態」と認定したことがわかりました。 【写真を見る】小学3年男児が中学1年男子から性被害で不登校 男児の母親が「重大事態」の調査要望するも学校側「情報管理がずさん、適切な対応とは言い難い」と第三者委 札幌市教委が近く会見 関係者などによりますと、2021年5月、札幌市内の小学校に通う当時小学3年の男子児童が、同じスポーツ少年団に所属していた中学1年の男子生徒から、公園で複数回性的な被害を受けました。 その後、加害生徒は家庭裁判所に送致され処分を受けましたが、男子児童は不登校となりました。 男子児童の母親は、当時学校や少年団に情報提供を行いましたが、小学校は組織的な対応を行なわなかったということです。 事件からおよそ10か月後に母親が札幌市教育委員会にいじめ重大事態の調査