北アフリカのリビアでは大雨による洪水で東部で大きな被害がでていて、地元メディアはこれまでに5000人以上が死亡し、数千人の行方が分からなくなっていると伝えています。現地では道路や通信が寸断され、救助活動が難航していて、被害の拡大が懸念されています。 北アフリカのリビア東部、デルナなどでは低気圧の影響による大雨で11日、広い範囲で洪水が発生し、住宅地では建物が流されるなど大きな被害がでています。 リビアは国が東西の政治勢力で分裂状態にあり、地元メディアなどは東部を統治している政府幹部の話として、これまでにデルナだけで5000人以上が死亡し、数千人の行方が分からなくなっていると伝えています。 デルナでは大雨によって、市街地の上流にあった2つのダムが決壊したことが、被害の拡大につながったとしていて、周辺の都市でも被害が出ているということです。 こうした中、国際的な支援団体、IFRC=国際赤十字・