ことしは異例の早さで梅雨が明け、先月から猛暑が続いていますが、世界各地でも例年より早く猛暑に見舞われ、さまざまな影響が広がっています。 インドやパキスタンでは、ことしは例年の2か月ほど早い3月ごろから熱波が到来し、5月には各地で50度前後の高温を記録しました。 干ばつで小麦の収穫が落ち込むなど、ロシアの軍事侵攻の影響による食料危機がさらに深刻化するのではという懸念も広がりました。 ヨーロッパやアメリカでも一足早く熱波に見舞われ、先月以降各地で40度を超える記録的な暑さとなっています。 スペイン南部の都市では今月10日、最高気温が43度に達しました。 またイタリア北部の農業地帯では、雨が降らない日が続いたため過去70年で最悪の干ばつとなっていて、政府は今月4日、非常事態宣言を出しました。 熱波の影響はヨーロッパでも深刻で、このうちフランスでは、南部を中心に先月最高気温が40度を超える日が相次
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