神奈川・静岡県境地域の自治体で両県をまたぐ「伊豆湘南道路」の実現へ向けた動きが活発化しています。もしこれが実現すると、「第三の東名」ともいえる海沿いルートの完成が見えてきます。 自治体が「第三の東名」という「伊豆湘南道路」とは 神奈川・静岡県境地域の自治体で、「伊豆湘南道路」の実現に向けた動きが、2023年現在、活発化しています。静岡県熱海市はこれを「第三の東名」であるとしてアピールしています。 拡大画像 相模湾沿いの西湘バイパス。この道路の小田原側につなげる伊豆湘南道路の事業化へ向けた動きが活発化している(乗りものニュース編集部撮影)。 伊豆湘南道路は神奈川県小田原市、真鶴町、湯河原町、静岡県熱海市を経て函南町へ通じる新たな道路構想です。神奈川県側で西湘バイパスと、静岡県側で伊豆縦貫道と接続し、箱根の国道1号や相模湾沿いの国道135号の代替となる計画です。 小田原から熱海にかけては、海沿