鎌倉市の由比ヶ浜(写真/編集部・米倉昭仁) 神奈川県藤沢市の片瀬西浜・鵠沼海水浴場で7月3日、昨夏建てられなかった「海の家」の中で、神事が執り行われた(c)朝日新聞社 梅雨が明けるや否や、全国的にうだるような暑さがやってきた。昨年は新型コロナの影響で海水浴場を閉鎖した地域が多かったが、今年も収束が見通せない中、各地で対応に苦慮している。都心からのアクセスも便利な湘南などの人気の海水浴場がある神奈川県は今年、県内25カ所中、15カ所がオープン。16日に海開きをした逗子海水浴場(逗子市)は、例年と比べれば海水浴客もまばらで「海の家」も少ないながら、ビーチでソーシャルディスタンスを取り入れたり海岸入り口に体温計を設置したりと、さまざまな対策を講じた。 【写真】一方、人気の鵠沼海水浴場では2年ぶりの海開き前に… だが逗子市のお隣、由比ヶ浜などの風光明媚な海水浴場がある鎌倉市は、今年も開設を断念した