民衆史の研究者である今西さん。 北海道の大学を定年退職後、京都の自宅で一人暮らしをしていると聞いていた。 ついこの前の正月も、今西さんと年賀状や電話のやりとりをした。 退職後も精力的な研究活動をしている今西さんのことだ。海外調査にでも行っているだろう。 そう思って、最初は深刻には考えなかった。 しかし、連絡がとれなくなってもう3か月が経つ。 さすがにおかしい… 思い切って京都市内の今西さんの自宅を訪ねることにした。 すると、郵便受けには郵便物がどっと溜まっている。 ああ、これはただ事ではないー 堀さんは、すぐに近所の交番に駆け込んだ。 「知人と連絡が取れず、家は荒れた状態なので、調べてください」 警察官に訴えたが、台帳を見て調べたうえでこんな返事が返ってきた。 「警察は第三者に対しては何も言えません」 「調べたかったら弁護士を立てたらどうですか?」 それでも堀さんは食い下がった。 「とにか
新型コロナ“第9波”は大きな波になりつつある。 「1医療機関あたり平均患者数」(全国)は、15.81人(7月31日〜8月6日)と、すでに第8波ピークの半分あたりまで増加している。 また、東京都が8月10日に発表したデータによると、重症化リスクの高い「60歳以上の定点医療機関あたりの患者報告数」は、すでに第8波のピークであった1.95人を超えて、1,99人に。 さらに、製薬会社モデルナが発表している全国における新型コロナ感染者数の推計値を見ると、8月11日時点の感染者数(推計値)は92,474人。毎日約400人前後の死者が出ていた今年1月中旬頃と同様の感染者数なのだ。 「当法人の施設も4施設でクラスターが発生しています。近隣の施設でも、大きなクラスターになっているところもありますし、他県の施設でも、かなりの勢いで感染が進んでいると聞いています。当法人の嘱託医は、『もう、この地域では感染しても
■グリーンスローモビリティで外出すると要介護になりにくい!? 奈良県王寺町のグリスロ ヤマハ発動機は、ゴルフ場などでの移動用の電動カートを販売しています。その電動カートは、いま「グリーンスローモビリティ」として、交通の便のよくない地域で、お年寄りの移動支援としても使われはじめています。 当初の目的は、純粋な移動支援だったのですが、閉じこもりがちなお年寄りの外出をうながし、社会参加の機会を増やすことで、寝たきりになることの防止や、認知症発症の抑制も期待されるようになってきました。 ヤマハ発動機では現在、千葉大学の研究チームと共同研究を行っています。今回は、ヤマハ発動機の電動カートが高齢者の生活や健康を支える試みについてご紹介しましょう。 ●グリスロの運行を持続可能にするためにはどうするか 「グリーンスローモビリティ」(グリスロ)とは、時速20km/h未満で公道を走ることができる、電動の小さな
あなたの家族が第三者に生活を切り詰めるよう厳しく迫られ、それにモノ言うこともできなければどのように感じるだろうか。「ケーキはいらないから買うな」「温泉に行って病気は治るのか?医者から証明書をもらって…
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