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3ykに関するboliviaのブックマーク (71)

  • フォーじゃない方のベトナム麺「ブンチャー」が頭をぶち殴られるような旨さ

    ベトナムの麺料理はフォーだけじゃないよ、と教えてもらったつけ麺があまりに衝撃的だったのでご報告します。 甘くてしょっぱくてニンニクがガツン!!!来たる蒸し暑い夏を吹き飛ばす、パワフルな味! ベトナムの麺料理はフォーだけじゃない わたしがブンチャーに出会ったのは、つくばにある「ベト味(あじ)」という、なんとも胡散臭い看板を掲げる小さなベトナム料理店だ。 店名からして只者でない感じが漂う。 ここで推されているのがブンチャチャム、通称「ブンチャー」だ。 メニュー写真からは、大盛りのサラダにけんちん汁に素麺?となんだかトンチンカンな組み合わせに見える。ブンチャー、一体何者なんだろう。 店主のクエンさん!空いていた時間でブンチャーについて詳しくレクチャーしてくれた おなじみのフォーがメニューに並ぶ中、見慣れないつけ麺があればそれがブンチャーだそうです。​​​ 3yk:フォーとブンは何が違うんですか?

    フォーじゃない方のベトナム麺「ブンチャー」が頭をぶち殴られるような旨さ
  • サラダ館って結局なんだったんだ?あのとき通り過ぎたサラダ館に今こそ入る (1/2) :: デイリーポータルZ

    目が覚めるような鮮やかな赤色のトマトの看板に書かれた「サラダ館」の文字。 窓から覗いてみると、どうも飲店でも八百屋でもなさそうだ。 サラダ館って、一体なんのお店なんだ? あのとき通り過ぎたサラダ館はなんだったんだ わたしとサラダ館の出会いは中学生の頃に遡る。 バスケットボール部に所属していたわたしは、練習試合があるたびに1時間に1しかない電車に乗って、隣の、そのまた隣の町にある中学校へ通った。 紫色に蛍光オレンジのラインが入った、学校指定のジャージに身をつつみ、わらわらと駅から学校まで歩く道中にサラダ館があった。 どう考えても変な店だ。 賑やかな隊列の最後尾をだらだら歩いていたわたしだけが、大きなトマトの看板に気づいていたと思う。 サラダだけを売ってる店だとしても変だし、そもそもべ物を売っているような店には見えない。だってショーウィンドウには「どれだけ歩いても疲れないスニーカー!」な

    サラダ館って結局なんだったんだ?あのとき通り過ぎたサラダ館に今こそ入る (1/2) :: デイリーポータルZ
  • 煮魚から骨格標本をつくる

    骨格標ってかっこいい。 先日東京駅横の商業施設に入っている「インターメディアテク」という博物館で、骨格標の作成作業を見て、自分でやってみたいという気持ちがムクムクと湧いてきた。 子どもの頃通っていたお絵かき教室の先生は、みちっぱたにあるタヌキの亡骸を、土に埋めて白骨化したところで掘り起こして標にしていた。 ちょっとそこまでのことはできないな……考えあぐねていたところ、母が煮魚から標が作れると言うのだ。

    煮魚から骨格標本をつくる
  • 引越初日と2日目の気分を味わう旅

    海水浴場徒歩3分、釣りやサーフィンの拠点にいかがでしょうか せっかくだから、今までに住んだことのないような場所に引っ越したい。そう思って行き先に選んだのは、千葉県の御宿町。チーバくんで言えばおしりのあたり、外房の美しい海に面した町だ。 不動産サイトで御宿町を調べると、「海水浴場徒歩圏」「リゾートマンション」「サーフィンの拠点に」などなど、華やかな言葉が並ぶ。(地図はOpenStreetMapより) いいね。今までもこれからも、人生に1mmも交わることないフレーズだ。海水浴場徒歩3分のリゾートマンションの一室が民泊として借りられるそうで、早速引越体験をしに行ってきた。 趣味の合わない女友達の家に転がり込んだような 茨城県つくば市から車を飛ばして2時間半、海を横目に南下を続けて御宿町に到着した。 10月半ばとは思えないあたたかな気温と、スカッと晴れた空が気持ちいい。 引越先に到着。リゾートマン

    引越初日と2日目の気分を味わう旅
  • 発掘した土器をパズルみたいに繋ぎ合わせるところが見たい〜遺跡発掘のその後を知る~

    博物館の年パスを買って、月に何度も通い詰めていた時期がある。 器や装飾品、日用品に衣服と、何百年何千年の暮らしの記憶が所狭しで並んでいる様子が面白くて、ずっと眺めていられた。 何より私を惹きつけるのは復元した土器の、あのツギハギ。土の中から掘り起こして、欠片(かけら)を集めてくっつけて過去の記憶を蘇らせる。これこそロマンじゃないか。 実際に土器の復元をしているところを見てみたい。あわよくばわたしも復元作業をやってみたい。 なんと、とうとうその夢が叶う日が来ました。 いざ、復元の現場に潜入! 訪れたのは茨城県の北西部、城里町にある公益財団法人茨城県教育財団埋蔵文化財整理センターだ。 今回は取材用に特別に復元作業の体験をさせてもらえることになっている。 わー!やってる!! 物の土器だ! 接合だ! 同センター職員のお二人にレクチャーしていただきました! 橋さん: まずは復元の手順をご説明しま

    発掘した土器をパズルみたいに繋ぎ合わせるところが見たい〜遺跡発掘のその後を知る~
  • 単眼鏡でのぞく 散歩の景色

    まちを歩くのと建物が好きで不動産会社に入りました。 休日は山を登り川を渡り海で石を拾います。 前の記事:ミーンミンミンミン…ミンミンゼミの「ミン」は何回? > 個人サイト note 偵察気分で散歩する 単眼鏡を手に入れた。 倍率は7倍、双眼鏡と違って軽くて小さく、ポケットにころっと忍ばせておけるサイズ。 DPZライターの唐沢むぎこさんがおすすめしていたもの。 むぎこさんは展示されている絵画や工芸品をじっくり観察するのに使っているそうだ。 こういう小さくて便利なものほど、肝心なときに持ってくるのを忘れてしまう。 いざという時のために、しばらくカバンのポケットに入れっぱなしにしていたところ、ある使い方を思いついた。 まちを歩いているときに さっと単眼鏡を取り出して覗くと、こんな景色が手に入る(単眼鏡を携帯のカメラレンズに当てて撮影した) 単にズームアップして撮ったのとは、また一味違う写真だ。

    単眼鏡でのぞく 散歩の景色
  • ミーンミンミンミン…ミンミンゼミの「ミン」は何回?

    ミンミンゼミの鳴き声を思い浮かべることができるか わたしの家の隣にはミンミンゼミの集落がある。 朝、まだ暑くなる前から彼らはずっと声を張り上げていて、あまりのうるささには「もうわかった!わかったから!」と思わず笑ってしまうほどだ。 あるとき、ミンミンゼミの鳴き声「ミーンミンミンミンミィー」のミンミンが何回か予想する遊びを家族とした。 以後「中ミン」と呼びます ミーンミンミンミンミィー…口に出して数えてみる。3回?いや、もっと多いでしょう、 ミーンミンミンミンミンミンミンミンミィー、7回?8回?そうそう、あんなにうるさいんだもの! ひとしきり盛り上がった後、答え合わせのために翌朝ミンミンゼミの鳴き声を数えることにした。 目が覚めたら布団の中で中ミンを数えるだけの簡単なお仕事です ミーンミンミンミンミィー…3回。 ミーンミンミンミィー…2回。 ミーンミンミンミィー…2回。 ミーンミンミンミンミ

    ミーンミンミンミン…ミンミンゼミの「ミン」は何回?
  • バスクリン研究所のある通りがあまりにも風呂

    どこからともなくなんて儚げな風情ではなく、道幅いっぱいがお風呂になったような、風呂の水が川になったような、そんな迫力がある。 通り沿いには大きな建物があり、ゴウゴウと機械の運転音がする。 壁にはずらりとガス給湯器が並んでいて、 よく見ると「浴室」と書いてある 実験室がある建物らしい 室外機にも「浴室」の文字 ここまできてようやく、この建物が何だったのか、いつも車で通り過ぎていたときの記憶と現在地が結びついて、お風呂の匂いの正体がわかった。ああそうだ、バスクリンの匂いだ! 大きな建物はバスクリンの研究所でした! さすが研究学園都市、入浴剤の研究所まで揃えているなんて。車で通り過ぎていたときには、BATHCLINが”あの”バスクリンだったとは全く意識していなかった。 パン屋さんから香ばしいパンの匂い、焼肉屋さんからは脂と煙の匂い、バスクリン研究所からはお風呂の匂い。 研究所というミステリアスな

    バスクリン研究所のある通りがあまりにも風呂
  • お祖父さんの遺品のカメラレンズを使えるようにしてみた

    祖父と言っても義理の祖父、夫のおじいちゃんである。20年近く前に他界しているため、筆者は会ったことすらない。 聞いた話によれば、出征後に造船業、和洋服の仕立屋、肉屋、駄菓子屋など職を転々とし、老後は釣りや木工など、趣味のことを楽しんでいたそうだ。 彼の趣味の1つに写真があったらしい。親族の中で唯一カメラを扱う筆者の手元に、遺品のレンズたちが舞い込んできた。 古いカメラレンズは「オールドレンズ」と呼ばれ、条件さえ合えばまだ使うことができる。それぞれのレンズを使って、筆者のカメラで写真を撮ってみた。 まずは賢人達に訊いてみよう 先日、カメラ好きのDPZライターたちが集まる座談会企画があった。メンバーは安藤さん、伊藤さん、地主さん。そしてぜんぜん詳しくもなんともない、カメラエンジョイ勢の筆者。 どうしてこんなガチ勢たちの座談会にお呼びいただいたのかは分からないが、遺品のレンズたちを見てもらうには

    お祖父さんの遺品のカメラレンズを使えるようにしてみた
    bolivia
    bolivia 2023/06/27
    謎のカードはたぶんミノルタのアルファシリーズの本体にさすと望遠とかポートレートとかに向いたパラメータがセットされるというカードだ。うちのαにもあった。
  • 花咲く瞬間を目撃せよ!タイムラプスを自分で撮る

    植物のことを疑っている自分がいる。 物を言わないし、どこかに逃げ出すわけでもない。しかし一日目を離すとぐんと背丈が伸びている。気がついたときには花が咲いている。 タイムラプス動画で長い時間草花の成長を記録しているものがあるが、あれも実はうそなんじゃないかって思ってる。 だって自分で見ていないから。草花がにょきにょき動き伸びる姿を、自分の目で、しかと見ることができたなら、信じられるのではないか。 変化を目撃したい。

    花咲く瞬間を目撃せよ!タイムラプスを自分で撮る
  • 自慢の動物モチーフの雑貨 ベスト3(選者:3yk)

    こんにちは、編集部 石川です。 隔週でお送りする「ベスト3を発表します」のコーナー。デイリーポータルZのライター陣に、何でもいいからベスト3を決めてもらうコーナーです。 今日は普段から動物の雑貨を集めているという3ykさん。お気に入り雑貨のベスト3を聞きました。 3ykさんが選ぶ「自慢の動物の雑貨」ベスト3 ――雑貨の中でも動物モチーフのものにこだわりが? 3yk:目が合うと、つい連れて帰りたくなっちゃうんですよね。 もともとリサイクルショップとか、古道具屋さんを覗くのが好きでした。大きな家具や古めかしい道具がひしめいている隙間で、ひょっこり動物と目が合うとメロメロになっちゃう。 ――顔がついててこっち見てくるから、というのはありますよね。 3yk:でも、動物だったらなんでもいいというわけじゃないんです。 大きいお店だと棚一列に鮭をくわえた木彫りの熊が並んでいたり、ねこモチーフのグッズなん

    自慢の動物モチーフの雑貨 ベスト3(選者:3yk)
  • 道路が開通した日のこと

    あそこの道路、とうとう来月開通するらしいですよ。職場のひとが話していた。 道路が開通するその瞬間、そこでは何が起こるのか。一部始終を見届けてきました。 今、この瞬間に道路が道路になる 今回開通するのはつくば市内の道路。長さ約600m、西谷田川を越えて目と鼻の先を繋ぐような道だ。 国土地理院地図タイルより作成 2012年の時点ではまだ広い耕作地だったのが 2018年に一歩延伸、 2020年に入って今回の道路の整備が始まって 2023年にようやく開通というわけだ。道の向こうにどんどん住宅が増えていくのもおもしろいし、手前の白い平屋の建物がずっと変わらず残っているのもすごい。 惜しむらくは、しょっちゅう工事現場の前を通っていたはずなのに、その経緯をほとんど写真に残さなかったことである。 道路を ある/ない の2元的に捉えていたのだと思う。今回はちょうど、「ない」から「ある」へ移り変わる瞬間、道路

    道路が開通した日のこと
  • タルタルソースをボウル丸ごとかけ放題とする!

    まちを歩くのと建物が好きで不動産会社に入りました。 休日は山を登り川を渡り海で石を拾います。 前の記事:まちなかの欠けているところをコレクションしたい > 個人サイト note GWとくべつ企画「まるごとたべる」 普段はひとりでべないようなものをまるごといただきます!無理に一度にべなくてもOK。ひとりじめを満喫する企画です。 白菜 萩の月 ピザ 台湾カステラ バウムクーヘン タルタルソース シーミーのお重 シガール  ようかん  寿司桶 ボウルに作った分を丸ごととしよう タルタルソースって、いつもちょっと少ない。 たとえば飲み会で、カキフライを頼むとする。 タルタルソースが小さなココット皿に入れられて、そっと添えられている。誰かが「かけちゃっていい?」「自分でかける?」って聞く。 これは難問だ。最初にかけるとまず間違いなく、貴重なタルタルソースが大皿にこぼれ落ちて、救われないまま乾いて

    タルタルソースをボウル丸ごとかけ放題とする!
  • まちなかの欠けているところをコレクションしたい

    散歩をしていると、縁石やタイルなどにちょっとした欠けを見つけることがある。 あの欠けがどんなかたちをしているかって、想像したことはあるだろうか。 「欠け」に注目したことはあるか まちで見かける大小様々な欠け。蹴飛ばされたり、ぶつかられたり、まちが歴史を重ねるほど、あちこち欠けてしまうのは宿命とも言える。 大抵の場合、欠片だったものはさらに小さく石や砂利となって、そのもののかたちを手にとることはむずかしい。 欠片がそのまま残っていたとしたら、それはどんなかたちをしているだろうか。 パズルのピースのように、まちなかの欠けを集められたらたのしそうだ。そう思い立った我々は、Amazonの奥地へと向かった。 誰もが行ったことのある方のAmazonですな 命からがら手に入れたのは、大量の「おゆまる」だ。お湯に浸けるとのように柔らかくなり、自在に造形ができるという品である。 保温ジャーに熱湯とおゆまる

    まちなかの欠けているところをコレクションしたい
  • あまくておいしいヌートバーのつくりかた

    ヌーから連想するもの ヌガー(キャラメルのような甘くてぬっしりしたもの) テリーヌ(材をなめらかにして固めたもの) ぬーっと、チューイング系のものが伸びる様子 なんかナ行って大人っぽい響きだな ートから連想するもの チョコレート バー 棒 ヌートの響きの良さ 口をすぼめたまま舌先で破裂音が鳴るのがセクシーだ…! トバーの響きの良さ ヌートに続いて口をあまり動かさずにaの口に移行するのがいい。例えば「ホームランバー」だとちょっと子どもっぽい、おとぼけ感がある(気がする)。 どうだろう、ぜんぶ私の勝手な想像だけどなかなか良い線いっているんじゃない? ヌートバーをお菓子だと思っていた人達の中には、アメリカのお菓子、スニッカーズのようだという意見もあった。たしかに「ニッ」のチャンク感はヌートに通ずるものがある。 が、いかんせん「ッカーズ」がやんちゃな、いかにも少年好みのジャンクな甘さらしさを演出

    あまくておいしいヌートバーのつくりかた
  • 仏花でおしゃれなブーケは作れるのか?!プロに教わる仏花のイメチェンテクニック

    「花のある生活」って永遠の憧れだ。 仕事帰りに一か二、季節の花やら名前の分からないワイルドフラワー(南半球原産の力強く美しい花たちだ)やらを買って窓辺に飾りたいし、「これ似合うと思って」って誕生日でもなんでもない日にしゃれた花束を友達に贈ったりしたい。花屋の横を細い自転車で颯爽と通り抜けて鼻孔をくすぐる青く甘い香りに春の訪れを感じたりしたい!! ところで、私の生活圏で一番身近な花売場といえば、スーパーだ。わくわく広場と名づけられたつくば産の野菜直売所にある、仏花コーナーである。 なんでおらが村には仏花しか売ってねえんだ わくわく広場になじみがない方も、実家の近所にあるスーパーの生花コーナーを各々思い出してほしい。 しびれるような色合いの花束が、無造作にバケツに詰め込んで置かれているだけの簡素な花売場。あなたの瞼の裏に浮かんだのはこんな景色ではないだろうか。 花束には大概「仏花」とか、時

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  • つくばの数学的絶景~平行に走る二つの大通りが交差する場所がある~

    手前から奥へと、真っ直ぐ伸びる線路を想像してほしい。 遥か彼方で、線路の2のレールが交わるようにみえるだろう。平面上の2の平行線がずっとずっと遠くで交わる点、これを無限遠点と呼ぶ。 数学を考える上で必要だからと、理論上そういう点が存在することにしたのであって、現実に無限遠点を確認することはできないはずだった。 が、しかし。人面犬をも生み出したと噂される科学都市つくばに、無限遠点が実在したのである。 2の平行線を限りなく遠くまで辿っていった先にあるとされる、無限遠点。無限というくらいだからそうやすやすとはお目にかかれないのだが、つくば市では無限遠点を実際に見、踏みしめることができる。 つくば市の平行線といえば、つくば駅を挟むようにつくられた学園東大通りと学園西大通りだ。 道幅やロードサイドの風景がよく似ていて、つくば初心者の方向音痴は、道を覚えるまでしばらく悩まされることになる。 通り

    つくばの数学的絶景~平行に走る二つの大通りが交差する場所がある~
  • 君は豆腐パックの水を飲むか

    「清涼飲料水統計2022」によると、世に出る新商品の数は毎年千を超えるそうだ。 へえ、とコンビニの飲料売場を見れば確かに圧倒的な品揃えである。 お茶ひとつとっても、ほうじ茶玄米茶烏龍茶ジャスミン茶にルイボスティー、濃い緑茶に脂肪を燃やすお茶。タピオカの流行に紅茶以外のお茶を甘くして飲んでもいいのだと気付かされたのも記憶に新しい。次々に現れる新商品があらゆる需要に応え、売場を拡張していく。 しかしこれだけの種類の飲み物が揃えられてもなお、わたしたちはさらに狭く細いけもの道をゆく。 「これでいい」と「これがいい」のあいだで 二人暮らしをはじめてしばらく経った頃、味噌汁をつくる私の横でパック豆腐の水をいそいそとコップに移して飲む彼を見て「これはえらいひとと付き合ってしまったな」と思った。 飲み物として売られているものではないし、誰かに習って飲んだわけでもない、誰もあとに続かない。完全な野良道であ

    君は豆腐パックの水を飲むか
  • おばあちゃんちにあった板は作業台や棚、机にできるので便利

    はじめに はげます会では毎週金曜に、会員限定のメルマガを配信しています。限定コンテンツのコラム「無人島には持って行かない、大切にしまっておく自慢の品」を紹介します。3ykさんの大切な品を紹介してもらいました。 ただの古い一枚の板(3yk) 幅30センチメートル、長さ173.5センチメートル、厚み1.5センチメートル。 大きさのわりに軽く、片手でヒョイと持ち上げることができる。 なんでもない木の板だけど、たぶん古いもので、年月によって、角はまるく、少しささくれだっている。 何よりその風合いがいい。 畑を耕していたころの、うちの両親みたいな肌だ。ちょっとカサカサしていて、よく日に焼けていて、汚れや傷をいとわない。 父方のおばあちゃんちのあまり使われない和室、親族の荷物がいろいろと残った部屋の隅に立てかけてあるのを見つけたんだったと思う。 わたしは「おばあちゃんち」にいいものを見つける目を育てて

    おばあちゃんちにあった板は作業台や棚、机にできるので便利
  • リサイクルショップでときめいたもの5000円分買い放題!

    編集部から「5000円あげるからリサイクルショップで豪遊してみて」という依頼がきた。5000円?!!リサイクルショップで5000円って、それはもう、富豪の遊びじゃないか。 つまりなんでもときめいたもの買い放題ってことだ!やります!やらせてください!! ※この記事は「デイリーポータルZをはげます会」会員限定記事です。途中まで無料で読めますが、途中から有料です。 せっかくだからずっと気になってたあやしいリサイクルショップに行こう リサイクルショップが好きだ。 いろんなひとのいろんな要らないものが集まった山から、自分だけにビビッと来る宝物を探す。 目利きのひとが良いものを選んで集めた古道具屋さんや、おしゃれな蚤の市も素敵だけれど、リサイクルショップの良さはどんな物も「来るもの拒まず」なところ。荒れた野山に分け入り獲物を探す、自分の野生の心が掻き立てられる場所なのである。 せっかくの機会だから、今

    リサイクルショップでときめいたもの5000円分買い放題!