イラン元大統領の娘拘束 反政府デモ扇動か 2022年10月12日14時18分配信 イランのラフサンジャニ元大統領の娘で人権活動家のファエゼさん=2016年2月、テヘラン(AFP時事) 【テヘランAFP時事】イランで当局に拘束された22歳の女性が不審死したことへの抗議活動が続く中、ラフサンジャニ元大統領の娘で人権活動家のファエゼさん(59)が首都テヘランで拘束され、訴追された。司法当局が11日明らかにした。 司法当局者は訴追理由について、「共謀、公共の秩序の破壊、国家に敵対するプロパガンダ活動」と説明した。反政府デモに参加するよう市民を扇動した疑いがあると伝えられている。 イランでは9月、頭部を覆うスカーフの「不適切な着用」を理由に拘束されたマフサ・アミニさん(22)が死亡し、反政府デモが拡大。当局はこれまでに治安要員ら数十人が死亡したと発表している。 穏健派の重鎮として知られたラフサンジャ