【10月30日 AFP】台湾のIT企業が、地下鉄の駅構内にある空きスペースを活用して有機野菜を栽培し、持続可能性の向上を目指している。 取り組みは地下鉄の運営会社と協業して行われ、栽培された野菜を使用したサラダや弁当は構内の売店で販売されている。 台北の南京復興(Nanjing Fuxing)駅では、40平方メートルの水耕栽培場「メトロ・フレッシュ(Metro Fresh)」でレタスを栽培。農薬や除草剤は使用せず、LED照明などの光の他、温度や栄養分などの最適条件をテクノロジーで調節している。 農業に従事する若者が減ってきている台湾では、「スマートファーム」とも呼ばれるこうした屋内垂直農法が人気を集めつつある。人手があまりかからず、テクノロジーを利用して天候に左右されずに収穫量を増やすことができる。 映像は9月30日撮影。(c)AFP
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