テレビに「リアル」はありえない 女子プロレスラー木村花さんの死をめぐって様々な議論が巻き起こっています。 特にリアリティ番組の出演者への誹謗中傷に大きく焦点が当たっている通り、言うまでもなく、誹謗中傷を行なったネットユーザーには重大な責任があります。一方で、ローコストで最大限の注目を集めて利益を上げたいコンテンツ制作者の手法と、感情の拡散・増幅装置であるソーシャルメディアの特性が「最悪の形で」組み合わさり、顕在化した悲劇という面もあります。 今のところ動きとしては、5月26日に高市早苗総務相が匿名発信者の特定を容易にして、悪意ある投稿を抑止するための制度改正を検討する考えを表明。年内に改正案をまとめる方針です。 また、フジテレビと番組制作会社のイースト・エンタテインメントは5月27日、木村さんが出演していた問題のリアリティ番組「TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020」の