気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 日本中を仰天させる出来事に対応しようとする矢先に、世界中を脅かす“事件”の発生で、歯車が狂い始めた。 9月1日、首相(当時)の福田康夫が突然の辞任表明をした。自民党は後任総裁に、麻生太郎を選ぶ。そのまま順当にいけば、首班指名後、10月解散、11月総選挙、と誰もが予想していた。 そこに突然押し寄せた米国の大手投資銀行、リーマン・ブラザーズの破綻。この衝撃に世界中の金融市場が混乱し、各国の政策当局は緊急の対応を迫られる状況に余儀なくされた。 これ幸い?と、麻生は総選挙の引き延ばし策に出る。10月解散を念頭に準備を整えていた候補者たちは、懐が痛み始めた。そこに金融危機から派生した経済危機が襲う。民主党現職代議士・Aもその例外ではない。唯一の企業献金