印刷 関連トピックスゼネラル・モーターズ電気自動車になったデロリアンのイメージ図 映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でタイムマシンとして登場した乗用車「デロリアン」が、電気自動車(EV)として復活する。1980年代に生産していた米社はすでに倒産しているが、設備などを引き継いだ会社が米EVベンチャーと協力して2013年に発売すると発表した。 デロリアンは米ゼネラル・モーターズ(GM)幹部だったジョン・デロリアン氏が独立して70年代に設立した自動車メーカー。81年から2年間唯一製造した「DMC―12」は、ドアが上に持ち上がって開く「ガルウイング」が特徴だ。 同社は82年に倒産したが、米実業家が設備を引き継ぎ、すでに販売した車の維持補修や注文生産を請け負っていた。13年からは、カリフォルニア州のエピックEVと協力してEV版を生産するという。米メディアによると、価格は9万ドル(約700万