米川正子 神戸女学院大学教授 博士(学術)。専門はコンゴとルワンダ、難民、紛争と平和。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)職員でルワンダ、ケニア、ジュネーブなどで勤務。コンゴ民主共和国ゴマUNHCR元所長。宇都宮大学や立教大学などの特任准教授を歴任。NPO法人RITA-Congo顧問。主著に『世界最悪の紛争「コンゴ」―平和以外に何でもある国―』(創成社、2010年)『あやつられる難民―政府、国連、NGOのはざまで』(ちくま新書、2017年)『Post-Genocide Rwandan Refugees, Why They Refuse to Return ‘Home’: Myths and Realities』 (Springer, 2020)」など。ムクウェゲ医師の著書『勇気ある女性たち—性暴力サバイバーの回復する力』 (大月書店、2023年)の翻訳監修や、医師のドキュメンタリー映画『