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2022年4月3日のブックマーク (4件)

  • 『英雄の証明』は「善」と「悪」のあわいをサスペンスに昇華した傑作 - 二ノ宮金子 |論座アーカイブ

    『英雄の証明』は「善」と「悪」のあわいをサスペンスに昇華した傑作 主演アミル・ジャディディに聞く「微笑み」の意味 二ノ宮金子  フリーライター 第94回アカデミー賞で、濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』が作品賞、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞(旧:外国語映画賞)の4部門にノミネートされ、かつてないほど日でもオスカーの行方が話題になった。 結局、『ドライブ・マイ・カー』は国際長編映画賞を受賞したわけだが、4月1日から公開されるイランのアスガー・ファルハディ監督『英雄の証明』も実は同賞のノミネート候補(ショートリスト)になっていた。受賞を逃したからと言って、『ドライブ・マイ・カー』より作品として劣っていたかというと決してそうではないことは作をみていただければ、ご理解いただけると思う(ちなみに『英雄の証明』は第74回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞しているし、数々の映画賞を受賞したとい

    『英雄の証明』は「善」と「悪」のあわいをサスペンスに昇華した傑作 - 二ノ宮金子 |論座アーカイブ
  • 「まさか」の戦争始まった (後編) 故郷に砲撃、自宅追われる人々 ウクライナ取材20日間 | 47NEWS

    Published 2022/03/15 10:00 (JST) Updated 2022/03/15 15:16 (JST) 隣の「兄弟国」ロシアから侵攻を受けたウクライナ市民たちの故郷は凄惨な戦場と化した。20日間の現地取材を行った記者が見聞きした、人々の悲痛な訴えを報告する。(共同通信=津村一史) 前編はこちらhttps://www.47news.jp/47reporters/7523408.html ▽少女の涙、父と別れ 避難民であふれかえる駅前で泣きはらす少女を、父親とみられる男性が抱きしめていた。「次に何が起きるかもう分からない」―。ロシアウクライナ侵攻開始から1週間がたとうとしていた。首都キエフはじめ各地で終わりの見えない激戦が続き、多くの市民が自宅を追われた。突如始まった戦争は、家族や恋人ら愛する者同士を離れ離れにしていく。 リビウの駅は、今やホームというホームを人が埋め

    「まさか」の戦争始まった (後編) 故郷に砲撃、自宅追われる人々 ウクライナ取材20日間 | 47NEWS
  • 感受性が衰えていく人と豊かになっていく人の違い|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    多くの若い人たちが絶賛しているマンガや小説を読んで、「まあ、そこそこ面白いけど、絶賛するほどか?」と感じることはよくある。 また、自分が若い頃、夢中で読んだマンガや小説を読み返しても、若い頃ほど面白いとは感じないことが多い。 我ながら、すっかり感受性が衰えたなぁ、と思う。 感覚的には、以下のような感じ。 しかし、そういう自分の漫然とした黄昏気分に流されるのをやめて、分析的に自省してみると、「若いときに楽しめなかったけれど、中年になってから楽しめるようになったもの」もたくさんあることに気がつく。 感覚的には以下のような感じだ。 つまり、中年になると「若い頃の感受性」は衰えるが、 新しい感受性が生えてくるのである。 毛が抜けてハゲていってるのではなく、 毛が生え変わっているだけなのだ。 豪雪地帯に生息するニホンノウサギのように、秋になると茶色い毛が抜けていき、白い毛に生え替わっていくのである。

    感受性が衰えていく人と豊かになっていく人の違い|ふろむだ@分裂勘違い君劇場
  • 「まさか」の戦争始まった(前編) 故郷に砲撃、自宅追われる人々 ウクライナ取材20日間 | 47NEWS

    「その時が来れば、武器を手に取って戦う」「いざとなれば避難する準備はできている」―。ロシア軍によるウクライナ侵攻が始まる前、2月中旬に記者が市民の声を聞いて回った印象としては、男性だと前者、女性なら後者の答えが多かったように思う。そのほとんど全員が「だけどまさか、ロシア当に攻めてくることはないだろう」と付け加えた。そして皆、なんとか普段通りの日常生活を保とうと心がけているように見えた。 プーチン大統領が欧米諸国を挑発し、自らの存在感を示そうというゲームに興じているにすぎない―。このような見方が、「まさか」の事態が現実になるまでの一般的な受け止め方だったはずだ。記者も同じように感じていた。ましてや首都キエフへの攻撃などあり得ない、と。 しかし、2月24日未明、ウクライナ全土への攻撃は始まった。一日で全ての様相は一変した。次々に殺されていく市民たち。自宅を追われ、逃げ惑う人々でごった返す駅

    「まさか」の戦争始まった(前編) 故郷に砲撃、自宅追われる人々 ウクライナ取材20日間 | 47NEWS