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2024年8月9日のブックマーク (3件)

  • エスペランサが語る、ミルトン・ナシメントとブラジル音楽に捧げた「愛と祝福」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    エスペランサ・スポルディング(Esperanza Spalding)がミルトン・ナシメントと連名でアルバムをリリースすると聞いたとき、自分としては何の驚きもなかった。遡ると2008年の『Esperanza Spalding』でミルトンの曲「Ponta De Areia」をカバーし、2010年の『Chamber Music Society』でもゲストボーカリストとして彼を迎えている。その後、エスペランサはコンセプチュアルな作品が続くようになり、カバー曲は姿を消し、ゲストの起用も減っていったわけだが、ミルトンは彼女にとってデビュー当初から一大影響源だった。 そんなミルトンは80歳を迎えた年にステージからの引退を発表し、2022年にヨーロッパ、アメリカ、そして母国ブラジルを回るラスト・ツアーを行った。そのとき、エスペランサは即座に反応し、ミルトンのアメリカでのラストツアーに同行している。 Na

    エスペランサが語る、ミルトン・ナシメントとブラジル音楽に捧げた「愛と祝福」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
  • 映画やアートは無力感を払拭できる【MY VIEW│ダニエル・ゴールドハーバー】

    『HOW TO BLOW UP』( 公開中) 原作は、気候変動学者アンドレアス・マルムの著書『パイプライン爆破法 ─ 燃える地球でいかに闘うか』。環境破壊に人生を狂わされたZ世代の環境活動家たちが、石油パイプラインを破壊する大胆な作戦を実行する。全米では昨年公開され、スマッシュヒットに。Photo: ©Wild West LLC 2022 過去250年の歴史において、社会主義的ムーブメントの成功例には、必ず何らかの形で計画された「物の破壊活動」が入っていたという事実があります。気候危機においても果たしてそれは有効なのか─それが、原作とこの映画がともに問いかけていることです。私自身も気候危機を、現在における最も大きな社会問題だと感じているので、今作を制作するにあたっての最大のモチベーションは、「自然界が崩壊し、我々がそこで生きることができなくなってしまう状況への恐れ」でした。 気候危機に関し

    映画やアートは無力感を払拭できる【MY VIEW│ダニエル・ゴールドハーバー】
  • 偏愛映画館 VOL.55『HOW TO BLOW UP』 – 装苑ONLINE

    劇場上映中&これから劇場上映となる映画から、映画のプロが選んだ偏愛作品を、 その愛するポイントとともに熱くお伝えします! recommendation & text  : SYO 映画をメインとする物書き。1987年生まれ。東京学芸大学卒業後、映画雑誌編集プロダクションや映画情報サイト勤務を経て独立。 インタビューやレビュー、オフィシャルライターほか、映画にまつわる執筆を幅広く手がける。2023年公開の映画『ヴィレッジ』をはじめ藤井道人監督の作品に特別協力。「装苑」「CREA」「WOWOW」等で連載中。 X(Twitter):@syocinema 偏愛映画館も55回目である。ここまで続けてこられたのは当に感謝しかないのだが、その一方で書き出しをどうしようか、毎度悩んでいる。落語家の「マクラ」ではないが、題に入る前の口上が面白いと「おっ続きを読んでみようかな」となるもので、作品と自分が書

    偏愛映画館 VOL.55『HOW TO BLOW UP』 – 装苑ONLINE