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ブックマーク / note.com/kota1986 (3)

  • 【来日記念】映画音楽以外のジョン・ウィリアムズ作品も聴こう!演ろう!|小室 敬幸

    2023年9月に、30年振りの来日を果たしたジョン・ウィリアムズ(1932〜 /91歳)。手掛けた映画音楽が名曲ばかりなのは言うまでもないが、実は映画音楽以外にも数多くの作品が書かれてきたことをご存知だろうか?(なんとミュージカルまで作曲している!?) 英語ではConcert Works(訳すと演奏会用作品)と分類される作品にも魅力的な音楽がたくさんあるので、なるべく多くの人々に聴いていただきたく作品を聴けるリンクを年代順に並べた。ただし、ファンファーレと祝典音楽(オリンピックなどのイベントのための作品)だけは、最後に別掲でまとめている。 ひとつだけ注意が必要なのは1960〜70年代は世界的に前衛芸術の全盛期。ジョン・ウィリアムズも演奏会用作品においては尖った作品を書いている(60年代のシンフォニエッタやフルート協奏曲など)。ところが70年代に作風が変わっていき、80年代になると映画音楽

    【来日記念】映画音楽以外のジョン・ウィリアムズ作品も聴こう!演ろう!|小室 敬幸
  • 【ネタバレ解説】レイ出生の秘密は、エピソードⅦの時点で「レイのテーマ」に隠されていた!|小室 敬幸

    詳しくは、そちらをご参照いただきたいのですが、この記事内では楽譜や音源を用いることが出来ませんでしたので、その部分をnoteの投稿で補いつつ、上記記事でも語れなかった「レイのテーマ」に隠された重要な秘密を解き明かしていきます。 ※ここからは先は、重大なネタバレ有り※つまるところ、前述した記事内の趣旨を、強引に要約すれば……、 「レイのテーマ」がどのように作られたのかを紐解くと、『スカイウォーカーの夜明け』のラストシーンが更に味わい深いものになる。 というものでした。 鐘の音による旋律は、グレゴリオ聖歌の「怒りの日」に基づき、そのあとに登場する主旋律は、いわゆる「フォースのテーマ」と同じコード進行が付けられているのです。 それを楽譜で表すと次のようになります。 でも、こうして楽譜にしてみると、上記の記事では取り扱わなかったもうひとつの疑問が浮かびませんか? 「じゃあ、最初のモティーフAは、他

    【ネタバレ解説】レイ出生の秘密は、エピソードⅦの時点で「レイのテーマ」に隠されていた!|小室 敬幸
  • 様々なエレメントが組み合わさるから美しい――カマシ・ワシントンを「ダイバーシティの音楽」として聴く。|小室 敬幸

    👉はじめにJazz The New Chapter 5のなかで柳樂さんのインタビューに答えて、カマシ・ワシントン(ジャズ・ミュージシャン/サクソフォン奏者/作曲家)はこう答えている。 「様々なエレメントがあるから、様々なエレメントが組み合わさるから美しい。世界も様々な人が暮らしているからこそ美しいんだよ」 これはカマシ・ワシントンというミュージシャンの根幹にある価値観であり、思想といっても良いかもしれない。こういった考えが基盤になっているからこそ、カマシの音楽には多様な楽器や声、様々な音楽ジャンルが併置され、共存しているのだ(だからポストモダン的なコラージュや折衷主義として聴いてしまっては、カマシの音楽を理解したことにならない)。 この思想を、直接的といっても良いほど明快に、音楽化したのが2017年に発売された《Harmony Of Difference》である。ハーモニーというと「和音

    様々なエレメントが組み合わさるから美しい――カマシ・ワシントンを「ダイバーシティの音楽」として聴く。|小室 敬幸
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