岐阜県可児市教育委員会は1日、市立旭小学校の給食の麦ご飯に小さいクモが混入していたと発表した。配膳の際に気づき、食べさせるのをやめた。調理過程で混入したとみられ、市教委は納入業者に管理態勢の再確認を申し入れ、今後工場の調査をするという。 【写真】給食の麦ご飯に混入していたクモ=岐阜県可児市教育委員会提供 市教委によると、1日に2年生の給食当番の男児が容器を開け、しゃもじで麦ご飯をすくい上げたところ、全長約1センチのクモを見つけた。この学級と同じ釜で炊かれた可能性がある麦ご飯が配られた1〜3年の計7学級の約210人は、その麦ご飯を食べるのをやめた。岐阜県学校給食会を通じて同県土岐市の業者から納入されたという。 可児市では9月上旬、市立小中学校2校で給食のパンにコバエが混入しているのが発覚。市学校給食センターが「毒性がなく安全上問題がない」として、取り除いて食べるように指導して問題になって